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TURNSTILE 第68回グラミー賞にて2冠を獲得したボルチモア出身のハードコア・バンド。TOME(BOWL HEAD Inc.)に聞くバンドの魅力

2026年2月にLA開催された第68回グラミー賞にて、2冠を獲得したTurnstile(ターンスタイル)。

Turnstileが受賞したのは、最優秀ロック・アルバム(アルバム『Never Enough』)と、最優秀メタル・パフォーマンス(シングル「Birds」)になる。

ロック、オルタナティヴ、メタルの部門で史上初となる5部門ノミネートという高い評価もさることながら、ハードコア・バンドがグラミーを受賞するという歴史的な快挙でもあった。

これは、ハードコア本来の持つ、自由でリアルというスタンスのまま、境界線を超えた音楽性と活動とで、Turnstileが世界的なバンドとしてその地位を不動のものにした結果だと思う。

この記事では、Turnstileというバンドの魅力を、日本では一番親交の深いTOMEに語ってもらった。TOMEはBOWL HEAD Inc.というレーベルを主宰し、Turnstileの2015年の初来日ツアーと『Non Stop Feeling』の日本盤リリースを手がけ、最新アルバム『Never Enough』(2025年)では客演参加もしている。

なお、Turnstileは、今年2026年の『FUJI ROCK FESTIVAL ’26』の第1弾出演アーティストとして、初日の7月24日(金)での出演がアナウンスされている。



Turnstileとの付き合い


SiiiCK Turnstileとの付き合いはいつからですか?


TOME ヴォーカルのブレンダンがやってるTrapped Under Iceというバンドのジャパン・ツアーを、2010年に僕が一番最初にやって。その時のドラムがブレンダンなんです。彼はまだ20歳だったのかな。その時にちょうどMySpaceで、Turnstileのデモが3曲上がってて。日本に来る前に僕がそれを聴いてたんですよ。それで、日本に来て会った時に、「Turnstile聴いたよ。めちゃくちゃカッコいいね」って言って。「あれ、ちゃんと形になったら、日本ツアーをやろうよ」って話を、その時からしてたんです。ちょうどTUI(Trapped Under Ice)のツアーが12月だったのかな。アメリカに帰ってすぐ、来年の1月にファーストショーをやるんだって、ブレンダンが言って。そのファーストショーでは、ブレンダンはNUMBのTシャツを着てやってるんですよ。


2010年、初来日のTrapped Under Ice。ショーの後で。一番手前が、TOMEとブレンダン 

Photography: Wataru Umeda

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Trapped Under Iceでのブレンダン

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SiiiCK 来日時には、NUMBのヴォーカル、SENTAの家に泊まっていましたよね。


TOME SENTAくん家に泊めさせてもらってたので、そこからのつながりですね。その後、Reaper Recordsから最初の7インチが出て、ハードコア・シーンでバーッと火がついて。次に2nd EPの『Step 2 Rhythm』(2013年)が出て、一気にハードコア・シーンの中でドカーンとなって、ヤバいってなりましたね。また新しい流れが来たっていうので、盛り上がったんです。それが2013年です。


SiiiCK Turnstileはハードコア・シーンの中では、すぐに注目された感じですか?


TOME 最初のEPから、みんなヤバいってなってましたね。そもそも、あの頃って、Trapped Under Iceがキテたじゃないですか。当時は一番勢いのあったバンドなので。そこのブレンダンのバンドっていうこともあったし、曲がとにかくカッコ良かったんですよ。


SiiiCK 『Step 2 Rhythm』の時点で、新たなオリジナリティを打ち出していますからね。


TOME メロディもあって、新しかったんですよ。あそこで、今のTurnstileの原型が出来上がりつつあった感じじゃないですか。あれで一気にバコーンってなって。いよいよアルバムを出すって言って。それがインディのReaper Recordsから出た、『Non Stop Feeling』ってアルバムなんです。


SiiiCK それで、2015年の3月にジャパン・ツアーを招聘したんですよね。


TOME アルバムが出るので、ジャパン・ツアーをやりましょうってことになって。僕はBOWL HEAD Incっていうレーベルをやってるので、そこから日本盤のCDも僕が出しました。


SiiiCK 日本盤のCDは、カタカナに変えたデザインでしたよね。


TOME 限定で500枚だけ、日本語に変えてやりたいって言われて、全部レイアウトを変えましたね。ツアーの最初は大阪のSOCORE FACTORYでやって、京都、名古屋でやって、東京に帰ってきて。最初の東京は、中野MOONSTEPですからね。スゴいですよ。あの時は超パンパンで、200人近く入りました。最終日の東京は、NUMBと一緒で、NUMBのOLYMPIKに出演です。NUMBにはツアーに3~4ヶ所で出てもらいました。元々NUMBは、その前にCREEPOUTと一緒にアメリカ・ツアーに行ってる時に、TUIと何ヶ所かライヴをやってるんです。TUIの最初のツアーも、NUMBと一緒だったんですよ。そういう流れもあって、もうNUMBしかないなというので、NUMBに出てもらって。それで最終日がOLYMPIKですけど、会場は渋谷のGARRETTですね。380人くらい入ったし、ドアが開かなかったですから。初来日は大・大・大成功でした。ハードコアが今ほどブームじゃなくて、これからっていう時期でしたね。それにしても、どこもパンパンで大盛況でした。


『Non Stop Feeling』の日本盤のジャケット

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SiiiCK Turnstileがきっかけで、日本でも若いハードコア・ファンが増えたようなイメージがあります。


TOME 確かにそれはありますね。Tiveも初めて観に行ったハードコア・ショーが大阪のTurnstileだって、言ってましたよね。それで、翌年にはロードランナーと契約して、2018年にアルバム『Time & Space』を出して。その時はBLOODAXE FESTIVALで来日してます。その前の2016年は、TUIがまた来日したんですよ。2回目のジャパン・ツアーを僕とSENTAくんでやって、BLOODAXEにも出たんです。さらに2ヶ月後に、Angel Du$tっていう、TUIのジャスティスがやってる別のバンドがあって。その1stジャパン・ツアーを僕がやって。しかもその時のメンバーに、今のTurnstileのメンバーの、ギターのパット・マクローリーとドラムのダニエル・ファングがいたんですよね。その時だけは特別編成で、ブレンダンもギターを弾いてるんです。だから、その時のAngel Du$tはちょっとスペシャル・ヴァージョンなんですよね。覚えてるのは初日に、みんなでゲーセンに行った時に、外にバスケットボールがあって、パットがちょっと遊んでたら急に足を挫いちゃって。もうライヴができないみたいな状態になって。とりあえず車椅子を借りれないかってなったんです。そこまでひどくはないだろうと思いながら、次の日ソッコー、松葉杖だけ借りて。パットはそのツアーはずっと椅子に座りながら弾いてたんですよね。その時はパットがTurnstileに入るとは思わなかったですよ。Turnstileの初来日の時に来ていたギターのショーン・カレンがその後辞めたので、僕がやったAngel Du$tのツアーの後に、パットが入ることになったんです。その後に出たのが、『Time & Space』です。


2015年の初来日時


SiiiCK 『Time & Space』で、さらに人気が爆発しましたね。サウンドの方もさらに確立した感じになりました。


TOME しっかり、ドカーンとなりましたよね。


SiiiCK 『Time & Space』を出した後に来日した時の、2018年のBLOODAXE FESTIVALのライヴも凄まじかったですよね。


TOME あれはスゴかったですね。若い子たちがステージにバンバン上がってましたね。あの時は、東京はCLUB CITTA’とANTIKNOCKの2ショーだけでした。


SiiiCK 2021年にアルバム『Glow On』を出して、2025年にアルバム『Never Enough』を出しますが、その後の大活躍をどう見ていました?


TOME いやあもう、とにかくスゴいの一言ですね。本当、ここまでなるとは思ってなかったですよ。僕が言うのもおこがましいですけど、もう友達がスゴいことになってるぐらいの感覚なので。確か、ブリンク182のサポートでツアーに出ましたよね(2023年5月~7月の北米ツアー)。あれもスゴかったですね。


TURNSTILE - SEEIN’ STARS / BIRDS



「LOOK OUT FOR ME」への参加


SiiiCK TOMEちゃんは、2025年の『Never Enough』収録曲の「LOOK OUT FOR ME」に参加していますよね。どういう経緯で参加することになったのですか?


TOME 『Never Enough』が出る前の2024年に、FUJI ROCK FESTIVALで来日したんですよ。ブレンダンから、「FUJI ROCKに出るから、一緒にFUJIに行こうぜ」って、連絡が来て。「マジか?! ヤバいね」って言って。あれはけっこう感動しましたね。ホワイトステージで、1万5000人はいましたよ。SENTAくんと一緒に行ったんですけど、まず最初に感動したのは、着いて、パスをもらって、初めて苗場のプリンスホテルに入って。楽屋はここですって言われて、一番奥にさらにまたセキュリティがいて。Turnstileの楽屋はここでって言われたんですけど、最後の奥がノエル・ギャラガーとTurnstileになってて、一番デカい部屋なんです。あれはスゴいなと思いましたね。ここまで来たかって。


SiiiCK 本当、スゴいですよね。


TOME その前の年に、TUIがSound and Furyっていう、LAのハードコア・フェスに出るので、観に行ったんですよ。その時はTUIがトリで、ジャスティスからのムチャぶりで、「ちょっと、TOME、来て。ライヴをやる前に前説やって」って言われて。「おお、マジか」って言って。S.O.D.の『Live at Budokan』の「Ladies and Gentlemen」みたいなのを一言、二言やって、「TUI! ワーッ!」ってやったんですよ。ブレンダンはたぶんそれが欲しかったっぽくて。ブレンダンに「FUJI ROCKで前説やってよ」って言われたんだけど、さすがに日本だし、みんな超期待してるのに、俺が出て行ったら冷めるだろうなと思って。「今日はちょっとできない」って言って。「わかった。しょうがないね」ってなったんです。それで、ステージの袖で見させてもらったんですけど、いやあもう感動でしたね。結局、ノエルよりも遅い時間だったので、メインステージではないけど、実質、最終日のトリだったわけですよ。MOONSTEPからCLUB CITTA’を経て、いよいよFUJI ROCKの3日目の大トリになってる、そこだけでもヤバすぎて。何か感動しすぎて、一回、きれいなジャイアンみたいになっちゃったんですよね(笑)。浄化されて、一回、全身の毛が抜けたみたいになって、うわーってなってしまって。それで、最後にみんなステージに上がって来いって言って。何百人もがステージに上がってきて、ドカーンってなって。次の日、珍しくエゴサしてみたら、「Turnstileヤバすぎる」、「神神神」って書いてあって。それぐらい伝説になってたので、スゴいなと思いましたね。その2日後にZepp DiverCityで行われた単独ライヴも、素晴らしくて。あれも2000人以上でソールドアウトですからね。会場の柵も全部外したので、論争が起きるくらいの事件になりましたからね。


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SiiiCK 日本であそこまで大きなピットは、なかなか見れないですからね。


TOME もちろん前に出たBlow Your Brains OutとNUMBもブチかましたけど、Turnstileは本当にスゴかった。あの日も前説をやってほしいと言われて、ちょっとだけ「元気ですか」みたいなことを言いました。その来日の時は、1週間くらい、ほぼほぼ毎日、何かしら遊んでたんですよ。買い物に行ったりとかしたんですけど、一日だけカラオケに行った時があって。俺は盛り上げようと思って、みんなが歌ってる時に、酔っ払って、「Oi! Oi!」って言ってたんですよ。そしたら、ブレンダンはそれがいいってなったらしくて。後日、ブレンダンから、アルバムにTOMEの「Oi! Oi!」を欲しいんだけどって言われて。「Oi! Oi!を送ってくれないか」、「わかった」って。それで俺は一人部屋で、まあまあデッカい声で、「Oi! Oi!」っていうのを、5パターンぐらい、高い声でも、低い声でも録って。そのボイスメモを送ったんです。そしたら、「パーフェクト!」って。「本当かよ?!」と思ったんですけどね(笑)。


SiiiCK そういうことだったんですね(笑)。


TOME 実際にアルバムが出るまでは、どういう風に使われてるのか、本当に使われるのかもわからなかったんですけど。まさかのああいう風に、「LOOK OUT FOR ME」の最後で、急に変わるところで使われることになったので、けっこうびっくりしましたね。でも、誘ってくれて、うれしかったですよ。大したことはやってないんですけど(笑)。


TURNSTILE - LOOK OUT FOR ME


SiiiCK 最初にTOMEちゃんとSENTAにお世話になったことを、忘れていないのもいいですよね。でも、Turnstileはどんなに人気が出ても、変わってないんですよね。


TOME 彼らの魅力って、それもあると思うんですよ。昔から知ってる人からすると、全然何も変わってないっていうか。何て言うんだろう、Turnstileワールドを確立してるんですよね。アティテュードも含めて、ハードコアを感じるし、ジャンルを超える感じもありますよね。オルタナっぽいし、パンクっぽいし、メタルっぽいし、ハードコアっぽいし、メタルっぽい。いろいろあると思うんですけど、FUJI ROCKの時のバスの中では、「シティポップも好きだから、そういう要素も次は取り入れようと思ってんだよね」みたいなことも話してました。あと、ドラムのダニエルはアジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)が超好きですね。パットはRADWIMPSも聴くし。当たり前にハードコアを聴く中で、日本のバンドも聴いてますね。


SiiiCK 前に取材した時、ビートやグルーヴの面白さは、ワシントンDCのゴーゴー・ミュージックからの影響が強いと話してましたね。


TOME それも言ってましたね。フィーチャリングでBlood Orangeも参加してますからね。あと、新しく入った女子メンバーのメグ・ミルズもスゴく良くて。めちゃくちゃカッコいいギターを弾くんです。何か、ビジュアルも含めて、全部カッコいいんですよね。


SiiiCK ハードコアの良さとか自由というものをスゴくいい形で体現していますよね。


TOME そうですね。メグちゃんも別でドリームポップをやってるし、Big Cheeseというハードコア・バンドにも在籍してるんですよ。やっぱりメンバー全員がハードコア出身なので。


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NEVER ENOUGH TOUR、LA公演


SiiiCK TOMEちゃんは、去年2025年の10月にLAで行われたTurnstileのショーに行ったんですよね。


TOME アルバムに自分はちょっとだけど入ってるし、思い入れが強くなりすぎてたので。これって、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの『Evil Empire』とか、ニルヴァーナの『Nevermind』が出た時みたいに、Turnstileの『Never Enough』が今は一番スゴい時期なんだろうと思ってて。生きてるうちにそういうのは向こうで観ておきたいなと思ったんです。それでLAまで観に行っちゃったんですよね。


SiiiCK 観に行ったのは、Exposition Parkで行われたLA公演ですよね。


TOME よくSound and Furyというフェスをやってる、原っぱみたいなデカい会場で、1万3000人規模ですね。一緒に行ったのは、幼馴染でWiniche&Co.というブランドやってるカツ(笠島克仁)と、AFEという東京のランニングの老舗のクルーのセッピーで、三人で行きました。前にもCold Worldを観に行ったことがあって。今年はTurnstileを観に行こうって、無理やり連れて行ったんですけど。本当に観れて良かったですよ。


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その時は何バンドか出てて、Speedも出たし、めちゃくちゃ盛り上がったんですよね。その後は裏でバンドのメンバーと酒を飲んで、チルって、けっこうベロベロだったんですけど。それで、ライヴが始まる前に、「Oi! Oi!頼むよ」ってまた言われて(笑)。みんなから「Oi! Oi!行くっしょ」って言われて。「行くわ~!」ってなって。それで、「NEVER ENOUGH」のイントロで後ろの枠が下がって、ドカーンと曲が始まって。みんないきなり熱狂し始めて、よく観るYouTubeのスタジアムのライヴみたいな感じになってました。「LOOK OUT FOR ME」は、アンコールの前の最後の曲みたいな感じで。曲が始まるにつれて、だんだんヤバいと思ってきましたね。そしたら2015年の最初のジャパン・ツアーから来てるブランドンっていう、バンドの友達が来て。「TOME、こっちだ。次、出番だ」って、さらに横の方に連れて行かれて。「LOOK OUT FOR ME」の最後のイントロが流れ始めて、そろそろ「Oi! Oi!」ってなるところで、「よし、行ってこい!」って言われて。「Yo! ロサンゼルス!」って言いましたね。会場全体がワーッてなって、びっくりしたけど、あれは調子に乗りました(笑)。ただ、「このアジア人のおじさん、誰なんだろう?」って顔が、ほとんどだったと思うんですけど(笑)。昔からハードコアが好きな子とかだったら、もしかして俺のことをちょっとは知ってるかもしれないですけど、1万3000人だから、ほとんどがキッズで。「こいつが言ってたんだ?!」、「おおっ!」みたいな感じで。みんなで「Oi! Oi!」って言ってくれてましたね。本当、いい経験をさせてもらいましたよ。そのライヴ、俺もちゃんと観たくて、YouTubeを検索したんですけど、ツアーの他の動画はけっこう上がってるんですけど、ロサンゼルスの動画が何故かないんですよね。


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SiiiCK レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンやニルヴァーナの話も出ましたが、Turnstileの場合、ハードコアだし、いわゆるメインストリームの音楽業界でやってきたわけじゃないですからね。そこの意味合いもまた違うと思うんです。


TOME マネージメントもGold Theoryで、社長はBacktrackのヴォーカルをやってたジェイムズ・ヴァイタロなんです。Knocked Looseのマネージメントもやってますね。あと、スゴいと思ったのは、アルバムが出た時に、パットとブレンダンが監督になって、全曲のPVというか、ビジュアル映像みたいなものを撮ってるんですよ。それはずっと小出しにして出してたと思うんですけど、それの試写会もやって。そういうのを全部、自分たちの仲間で撮ってるのもスゴいと思うんです。


SiiiCK グラミー賞を受賞しましたが、どう思いました?


TOME いやあ、でも俺は獲るんじゃないかって、勝手にずっと思ってました。『Glow On』の時も、ノミネートはされてたんですよ。獲れなかったですけど、次が出たら獲っちゃうんじゃないのって、思ってました。それで、2部門も獲りましたからね。めちゃくちゃうれしかったですよ。もう名実ともに、2025年のナンバー1ロックバンドってことになるわけじゃないですか。だから僕はグラミー賞アルバムに参加したんだって、一生言います(笑)。


SiiiCK 本当ですね(笑)。


TOME ただただうれしいし、一生自慢します(笑)。


第68回グラミー賞での受賞スピーチ


SiiiCK Turnstileの人気が出たことで、ハードコアは変わったと思いますか?


TOME Turnstileは、変化のきっかけの一つになったと思うんですよね。僕は年に1回は海外に行って、ハードコアを観に行くんですけど、それこそ、例えばLAのSound and Furyなんて、世界で一番大きいハードコア・フェスじゃないですか。純粋なハードコア・バンドだけで1万人近くもの人が入るのって、もうただのワープド・ツアーじゃんみたいな規模だと思うんですよ。


SiiiCK 今や全米では、いくつものハードコア・フェスがある状況ですからね。


TOME 人気だし、ブームですよね。僕はそれがいけないとは思わないし、若い子たちのとらえ方もあると思うんです。これからどういう伝わり方をして、どういう風に変わっていくのかも楽しみだし。ただ、元々あったものは忘れてほしくないというか、リスペクトがあってくれればいいと思うんです。Turnstileは一つの良いきっかけになったんじゃないですかね。でも、ハードコアって、単純にカッコいいですからね。お客さんもカッコいいし、演者もカッコいいって、僕は思っちゃうので。Turnstileにしても、FUJI ROCKに出てるのに、単独公演に有名なメジャーのバンドが出るわけでもなく、元々地べたでやってる我々の仲間がそこに出て、共演バンドがみんな友達っていうのも素晴らしかったですよ。


SiiiCK しかも、遂にジャスティスのAngel Du$tも、海外のメディアでは大騒ぎされる存在になりましたからね。


TOME まさかのRolling Stoneで、にっこり金歯を出してるジャスティスの顔が出てくるとは思わなかったですよ(笑)。


SiiiCK 「ロックはハードコアだ」って言い切ってましたね。


TOME でも、ジャスティスはそういうことを言える人だと思いますね。やっぱりTrapped Under Iceって、ピュアなハードコアで言うと、今の一番トップだと思うんですよ。実際にライヴも異次元って言えるほどスゴすぎるし。現役感もスゴいあるし。今はたまにしかやらないけど、本当にスゴいんですよ。ジャスティスが言うなら、それはそうだろうなって思いますよ。それに、Terrorやマッドボールみたいなバンドも、今も第一線でやってるじゃないですか。一方で、タイからWhispersのようなバンドが出てきて、世界でやってるわけで、スゴいことなんですよ。Speedも大人気だし、まさかオーストラリアのハードコア・バンドがこんな世界的になるとは思わなかったですからね。僕は日本にいるから、やっぱりNUMBとかSAND、Loyal To The Graveのような日本のバンドを、もっと世界に見てもらいたいですけどね。日本は若いバンドもいっぱい出てきてるし、みんなに頑張って出てもらいたいですね。僕はそれをサポートするだけなので。まあ、とにかくここからTurnstileがどれだけ上がっていくのか、楽しみですよ。僕はずっと注目していきたいです。


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FUJI ROCK FESTIVAL ’26

日程:2026年7月24日(金)、25日(土)、26日(日)

会場:新潟県 湯沢町 苗場スキー場

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Turnstileは7月24日(金)に出演


7月24日(金)出演者

The xx / ASIAN KUNG-FU GENERATION / Hi-STANDARD / Turnstile / アーロ・パークス / HYUKOH / Lettuce / Altin Gün / Chappo / 奇妙礼太郎BAND / KOTORI / My Hair is Bad / OGRE YOU ASSHOLE / Snail Mail / Son Rompe Pera / Sorry / TESTSET / Tinariwen / w.o.d. / Wata Igarashi / Yo-Sea / and more


FUJI ROCK FESTIVALオフィシャルサイト

https://www.fujirockfestival.com



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