サブライムは、パンク、レゲエ、スカ、ダブ、ヒップホップなど多様な音楽を独自のセンスで融合させ、’90年代のオルタナティブ・ミュージック・シーンに大きな影響を与えた存在だ。
1996年に発表されたセルフタイトル・アルバム『Sublime』は世界的な成功を収め、数々の名曲を世に送り出したが、その発売のわずか2ヶ月前、フロントマンのブラッドリーはヘロインのオーバードーズのため、28歳の若さで突然この世を去っている。
あれから30年。サブライムが奇跡のニュー・アルバムをリリースする。
すべてのきっかけは、H.R.(バッド・ブレインズ)のベネフィット・コンサートだった。続く2024年のコーチェラで、ブラッドリーの息子、ジェイコブ・ノーウェルがサブライムの新たなフロントマンとして、歴史的なデビューを果たす。彼を迎えたステージには、もちろんオリジナルメンバーであるエリックとバドの姿もあった。
新生サブライムは、その後も各地の主要フェスティバルへの出演やヘッドライン・ツアーを重ねながら、新たなチャプターを切り開いていく。そして、まさかのニュー・アルバムの完成へとたどり着いた。
そのタイトルは、『Until The Sun Explodes』。
ジェイコブ・ノーウェルに話を聞いた。
Photography: Christaan Felber
左から、ジェイコブ・ノウェル(ヴォーカル、ギター)、エリック・ウィルソン(ベース)、バド・ゴウ(ドラムス)
日本からのインスピレーション、サブライムとしての曲作り
SiiiCK 2025年1月に、ロングビーチ・ダブ・オールスターズとともに日本に行きましたよね。その前の2024年に取材した時は、日本が大好きで、日本のアニメ、ビデオゲームに影響を受けたと話していました。実際に行った日本はどうでした?
ジェイコブ めちゃくちゃ素晴らしかった。過去一番の旅だったと思うね。正直、期待していた以上だった。行く機会をもらえたことにスゴく感謝してるよ。面白いのが、僕は昔から日本のカルチャーが大好きだったわけじゃない? 子供の頃は自分が周りに馴染めてないような感覚があったけど、日本に行ったら、今度は僕の地元である南カリフォルニアのカルチャーが大好きな人たちがたくさんいたんだ。何だか不思議な感覚だったな(笑)。本当にうわあって感じだった。上手く説明できないけど、とにかく最高だった。日本の昔ながらの文化も含めて、すべてがスゴく興味深かったよ。
SiiiCK 「Can't Miss You」という曲には、日本で得たインスピレーションも歌詞に入っていますよね。新宿の小さなバーも出てくるし。
ジェイコブ そうそう。日本にいた時の経験を元に、フィクションとして書いたんだ。新宿の小さなバーがたくさんあるエリアにも行った。あそこは魔法にかかったみたいな場所で、世界のどこを探してもあんなところはないと思うね。歌詞に出てくるストーリーは、実際に起こったことそのままじゃないけど、自分の頭の中にあった可能性というか、一つの物語みたいなものを書いてみた。そういうストーリーを想像して書いたら、聴いた人にとって面白いものになるんじゃないかと思ってね。
Sublime - Can’t Miss You
SiiiCK 2年前に話した時は、再結成したサブライムで新曲のアルバムを作ろうとは思ってないと話していましたよね。今回、新曲のアルバムをリリースするわけですが、この2年間を振り返ってみて、何か大きく変わったことはありました?
ジェイコブ 最終的には、そういうタイミングが来たっていうのが大きかったと思う。僕としてはリスペクトを込めた上でサブライムをやりたかったし、自分なりにサブライムというものを研究したつもりだ。間違いなく、自分がサブライムをやるなんて思ってもみなかったことだよ。しかも、サブライムのアルバムを作るなんてね。でも結果的には、自分が想像してたよりもずっと良いものになったし、今ではこのアルバムを本当に誇りに思ってる。
SiiiCK アルバムの曲作りのセッションは、どのように始まったのですか?
ジェイコブ 最初は、特に何も考えずにジャムしてただけだ。そんな感じのことを少しずつやって、時間をかけながら発展していった感じだ。本当に自然な流れだったんだよ。
SiiiCK 最初に曲を作り始めた時のことは覚えています?
ジェイコブ 最初に作った曲は、サブライムが残した未発表音源を使って、Stick Figureとともに作った曲「Feel Like That (feat. Bradley Nowell)」なんだ。あれは僕にとって、スゴくエモーショナルなプロセスになった。父親とそういう形で音楽に関わるなんて、自分がやるとは思ってもみなかったことだから。それに、スゴくチャレンジングだった。でも今振り返ると、大きな癒やしになる体験でもあった。まず大事だったのは、今自分たちがやることは何なのかを理解することだった。ちゃんと本物である必要があったし、意味がなきゃいけなかったし、自然でふさわしいものでなきゃいけなかったから。
Sublime - Feel Like That | The Tonight Show Starring Jimmy Fallon
SiiiCK 「Feel Like That (feat. Bradley Nowell)」は未発表音源がベースになっていますが、アルバムの曲はゼロから作ったのですか?
ジェイコブ 実際、曲によってはゼロから作ったものもある。でもほとんどはサブライムの未発表音源を出発点にしてるんだ。インスピレーションとしてね。それに加えて、昔のメンバーのジャムセッションや、当時リリースされなかったアイデアなんかもたくさんあった。そこから古い断片やアイデアを掘り起こしていった感じかな。だから、過去のレガシーと今の僕たちのアイデアが良いバランスでミックスしたものになったと思うんだ。
SiiiCK 新曲の制作に当たって、大切にしたことは?
ジェイコブ まず僕が最初にやったのは、サブライムというバンドに影響を与えたものを、すべて掘り下げていくことだった。もちろん、彼らにとってインスピレーションだったもの、例えば、バッド・ブレインズを始めとして、影響を受けた音楽を全部聴き直してみたんだ。そしてサブライムの遺したものを、本当に隅から隅まで聴いたんだ。リリースしたカタログはもちろん、ブートレッグも含めて、ありとあらゆるものが僕のホームワークの対象になった。それを経てから新曲作りに取りかかって、間違いないものを作っていったんだ。
SiiiCK その中で、自分と父の共通点みたいなものは見つけました?
ジェイコブ 正直、そこは何とも言えないんだよね。あるとしたら、ユニークで既成概念にとらわれない世界の見方になるのかな。自分が父と同じように世界を見てるのかどうかはわからないけど、父の世界の見方にはずっと共感してきたし、たぶん多くの人も同じように共感してるんだと思う。だからこそ、みんなサブライムの音楽を聴くんじゃないのかな。

Photography: @micalaaustin
アルバム『Until The Sun Explodes』
SiiiCK なるほどね。でも、実際にこのアルバムを聴いていて感じるのは、自由と楽しさ、あと、祝福なんですよね。
ジェイコブ 間違いない! 祝福だね。祝福であり、サブライムのすべての歴史に対する感謝だと思うね。僕にとっては痛みもあったけど、人生を知ることでもあった。
SiiiCK アルバム・タイトルの『Until The Sun Explodes』という言葉もいいですね。The Sun(太陽)は常にサブライムのシンボルだったので、今一度サブライムをやることの決意も感じました。
ジェイコブ その通りだよ。ある意味、ずっとそうだった。これはサブライム・ファミリーの旗印みたいなものだ。『Until The Sun Explodes』(太陽が爆発するまで)という言葉もそうで、僕は昔から「太陽が爆発するまで愛する」みたいな表現をよく使ってたんだ。そこにはもちろん “永遠” という意味だって込められてる。それって、時代を経て真価を問われてきたサブライムの作品そのものにも通じるよね。しかも、それは僕たちのカルチャーでもあるから。
SiiiCK このアルバムのプロデューサーは、Jakobs Castleのプロデュースも務めるジョン・ジョセフですよね。あなたが彼を起用したのですか?
ジェイコブ そうそう! ジョンが「Feel Like That」でも、僕のヴォーカル・レコーディングを担当してくれたんだ。そこからはすべてが本当に自然に進んでいった感じだ。ジョンとは、Jakobs Castleで「Garden Grove」のカバー・バージョンも作ったよ。その時にジョンが、昔のブートレッグ音源のヴォーカルを組み合わせるというアイデアを持ってきたんだ。それが最終的に「No Breakfast」という曲になった。あの曲は、僕とバド、エリックでジャムしながら、新しい曲のアイデアを形にしていった。そうやって曲作りを続けて、Jakobs Castleのギタリスト、ゼイン・ヴァンデヴォートにも加わってもらった。ゼインとはずっと一緒に曲を作ってきたし、大親友でもある。新しい曲を作る時って、お互いに信頼関係や居心地の良さがないとダメなんだよね。そうじゃないと音楽が本物にならない。だからそういうアイデアを持ち寄って、スタジオ入りして、みんなが加わることによって、だんだん本物の曲らしくなっていった。すべてはごくごく自然に形になっていったんだ。
SiiiCK そこはやっぱりチームワークなんですね。
ジェイコブ 100%そうだよ。
SiiiCK 制作のプロセスはどんな感じでした? リラックスして楽しい雰囲気でやれましたか? それとも緊張感のある瞬間もありました?
ジェイコブ もちろん緊張感はめちゃくちゃあったよ。同時にスゴい楽しむこともできた。大変だったし、エモーショナルだった。でも、エモーショナルだったというのが強いかな。最終的に、このアルバムで成し遂げられたことは、本当に、本当に、誇りに思えるものになった。
Sublime - Ensenada
ハイブリッド・ミュージック
SiiiCK 2年前にJakobs Castleの話を聞いた時、いろんな音楽が好きで、100 gecsも好きで、自分の音楽はハイブリッドだと話していましたよね。30年前のサブライムにしても、ヒップホップとレゲエとパンクを融合させた、当時としては本当に新しいハイブリッド・ミュージックだったと思うんです。ハイブリッドというスタイルについてはどう思っていますか?
ジェイコブ ハイブリッド・ミュージックは、間違いなくこのアルバムでも大きなインスピレーションになってるよ。同様に、父の音楽も大きなインスピレーションになってる。ハイブリッド・ミュージックというのは、いくつもある美しいもののミックスなんだよね。僕は毎日のようにサブライムがやってきたことからインスピレーションを受けてる。それはごく自然に自分自身の音楽にも取り入れてる。だから、その精神は今もずっと生きてると思うんだ。
SiiiCK ライヴ映像を観ると、昔からのファンだけじゃなくて、若いファンもスゴく多いですよね。あなた自身が新しい世代だからこそ、若いファンを惹きつけているようにも思えます。
ジェイコブ それには本当に驚いてる。でも同時に、スゴくうれしいね。ライヴ会場で観客を見ると、若い人たちが本当にたくさん来てくれてるんだ。それを見ると、サブライムには人々が共感できる特別なスピリットがあるんだなって思うね。
SiiiCK 今なおこれだけ多くのファンが、時代を経てもサブライムを愛し続けていることにも驚かされているんじゃないですか?
ジェイコブ 本当に驚きでしかないね。だから、感謝しかないんだよ。それに、今は以前にも増して家族みたいな感覚がある。あと、トバされるのが、僕たちを観に来てくれた人が、「めちゃくちゃビッグになったじゃん。ロックスターみたいだ」とか言ってくるから、「エエッ?!」って感じになるよ。僕は全然そういう風には思わないからね。実際には、小さなパンクロック・バンドが思ってた以上に大きくなった、そんな感じなんだよ。人気が出たからといって、僕たち自身は何も変わっていないから。みんな今まで通り、自分たちがやりたいことをやってるだけなんだ。ちょうど今朝も、カリフォルニア・ロングビーチにある祖父母の家で、ガールフレンドとパドルボードをやってたし、いくつもインタビューをこなして、合間にビデオゲームをやって、この後は、ギタリストのゼインと彼の奥さんに会う予定なんだ。LAにあるSugarfishに行って、おまかせスタイルで寿司を食べようかなと思ってる。
SiiiCK いいですね(笑)。おまかせスタイルで寿司なんて、本当に日本文化を楽しんでいますね。
ジェイコブ 超・超・大好きなんだ(笑)。たぶん、みんなが僕たちのやってることを本物だと感じてくれるのは、そのまんまの本物の人間だからだと思うんだ。隠すものなんて何もないし、ただ仲間たちと一緒に過ごしてるだけだからね。
SiiiCK ところで、日本に行った時に気づいたんじゃないかと思いますが、日本にも世代を超えたサブライムのファンがたくさんいるし、サブライムに影響を受けた日本のバンドも多いんですよね。
ジェイコブ もちろん。日本では本当にたくさんの面白いバンドに出会ったよ。それに、サブライムのファンは本当に何世代もいることもわかった。FIVE STATE DRIVEっていうバンドを知ってる? めちゃくちゃいいヤツらで、ライヴで共演もしたんだ。日本のツアーは、ロング・ビーチ・ダブ・オールスターズも一緒だったし、最高だったよ。そう言えば、マキシマム ザ ホルモンもサブライムの時代、’90年代から活動してるよね。彼らもジャンルこそ違うけど、いろんなジャンルのいろんな要素を融合させてるよね。僕が’90年代が素晴らしいと思うのは、まさにそういうところなんだ。それが今や世界中に広がって、多くの人たちが自由にエクスペリメントを楽しんで、新しいことに挑戦してる。それって、本当に素晴らしいことだと思うんだ。
SiiiCK 今回、アルバムのアートワークをオピー・オーティズとTAZのジム・エヴァンスという、めちゃくちゃクラシックなアーティストが担当しているのも最高ですね。
ジェイコブ そうそう! オピーにはタトゥーも入れてもらってるよ。日本の天照(アマテラス)と月読(ツクヨミ)のデザインなんだ。
SiiiCK Skegss、バッド・ブレインズのH.R.、Fidlar、G・ラヴ、ペニーワイズのギタリストのフレッチャーといった人たちが、アルバムに客演参加しているのもいいですね。
ジェイコブ みんな友達だし、彼らに参加してもらうのは僕の夢でもあったから。今回のアルバムでは、サブライムがどれだけいろんなサウンドやスタイルを持ってるのかを見せたかったというのもある。サブライムって本当にたくさんのジャンルを横断するバンドだからね。
SiiiCK ペニーワイズのフレッチャーが、サブライムのライヴで「Same in the End」でギターを弾いているのを映像で観ましたよ。
ジェイコブ そうそう。かなり前だけど、フレッチャーから電話があって、「Same in the End」を一緒にやろうって言われたんだ。僕がサブライムもJakobs Castleもやってなかった時のことだ。フレッチャーも僕のアンクルだし、スゴく大きな存在なんだ。
Sublime - F.T.R
再始動したサブライム
SiiiCK バッド・ブレインズのH.R.は、それこそ今の新生サブライムが始まったきっかけでもありますよね。元々はH.R.のベネフィット・コンサートに出るためにライヴをやったわけですから。
ジェイコブ サブライムが再結成できたのは、H.R.のおかげだよ!(笑) それにサブライムがバッド・ブレインズから受けた影響は大きいからね。まさに、あのベネフィット・コンサートがきっかけとなって、ごく自然にサブライムは始まった。コンサートの後、コーチェラのポール・トレットがそのライヴ映像を観たのがきっかけだ。ポールは’90年代の音楽の大ファンだから、サブライムを出演させてみようってなったんだよ。あれは考えてもみなかったことだ。
SiiiCK H.R.のベネフィット・コンサートの次のライヴがコーチェラですよね。いきなり大人気フェスの大きなステージに立った時は、どうでした?
ジェイコブ いやもう、めちゃくちゃビビったね(笑)。まだサブライムの曲にもそれほど慣れ親しんでなかったし、バンドにも慣れ親しんでなかった。だけど周りからの期待はめちゃくちゃ大きかったから、できる限りベストを尽くそうと思った。
Sublime - Garden Grove - Live at Coachella
SiiiCK コーチェラの後も活動を続けていこうと思ったきっかけはあったのですか?
ジェイコブ たぶんこれが自分がやるべきことだと思えたからだと思う。めちゃくちゃいろんな人から感謝もされたし、ライヴ自体も自分的にはいい出来だった。自分がこの音楽の継承者になるというか、それを拒むのではなく、サブライムのレガシーの一部になろうと思ったんだ。
SiiiCK 今年はサブライムのセルフタイトル・アルバム『Sublime』の30周年を記念して、全曲セットでのライヴもやりましたよね。
ジェイコブ ライヴも最高だったね。お客さんも全員が喜んでたし、僕自身も楽しかった。
SiiiCK あと、自分たちでSublime Festivalというフェスも始めましたよね。
ジェイコブ 最高だったよ。すでにテキサスでやったし、次はポートランド、ソルトレイクシティだ。Jakobs Castleの曲もやるんだけど、ああいう形で多くの人に観てもらえるのは本当にうれしいし、スゴく恵まれていると思う。あと、11月にはマイアミからバハマへのクルーズもあるんだ。人生で初めてのクルーズだから、本当に楽しみで待ちきれない。
SiiiCK 今の時代に再びサブライムのカルチャーやコミュニティが広がっていく感じがしますね。
ジェイコブ ありがとう。まさに新しい時代の始まりだと思うね。

Photography: Josh Kim
父ブラッドリーと息子ジェイコブ
SiiiCK 小さい頃からみんなが父のことを知っていたし、自分でも音楽アーティストになった時は、父と比較もされたと思うんです。でも、このアルバムを聴いて思ったのは、父の真似をするのではなく、自分の歌として歌えば歌うほど、父を彷彿とさせる歌に聴こえたということです。
ジェイコブ もちろんプレッシャーはめちゃくちゃあったよ。でも僕は自分のやるべきことに対して真摯に向き合った。いろいろ難しさもあるし、乗り越えなきゃいけない課題もある。ただ最終的には、自分が今この立場にいられることを本当に幸運だと思ってる。だから一日一日を大切にやっていくだけなんだ。父の歌に関しては、僕はできるだけ正確にやりたいと思ってる。この役目を引き受けた時は、まず曲を覚えた上で、本来どう歌われるべきなのかを学んだ。だから、父の声を真似るという感覚はないかな。それよりも、楽曲そのものを正しく表現したいんだ。その素材に忠実でありたいだけなんだよ。
SiiiCK 実際に父の作った曲を自分が歌うことで、新たに発見したものはありますか?
ジェイコブ 父の作った曲を改めてチェックするのは面白い作業だったよ。その作業を通して、父がどういう人だったのかをより深く理解することができたし、父とより深いレベルでつながることもできた。父の作った音楽は時代を超えて生きてるし、今も人々の心を感動させてるというのも痛感したね。そこには心からの偽りのないものがあったんだ。
SiiiCK あと、アルバムの歌詞の中で描かれている女性についても聞きたいのですが。「Can’t Miss You」、「Until The Sun Explodes」に出てくる女性、「Evil Men」に出てくる父親とトラブっている女の子、「Casino Taormina」に出てくるコスタリカのママ……そういうキャラクターはどのように考えているのですか?
ジェイコブ ほとんどがフィクションだけど、僕自身や友達の経験から生まれたところもある。父からの影響も大きいね。父は歌詞の中でいろんなキャラクターを作ってたから。
SiiiCK いよいよアルバムがリリースされますが、今の状況はどうですか?
ジェイコブ 今日はこれが最後のインタビューなんだ。今日は6本やったから、かなり疲れてるよ(笑)。しかも今週はずっとこんな感じで、毎日ほぼ同じペースなんだ。でも、こういう機会をもらえること自体がありがたい。今は何とか頭を水面の上に出しながら、感謝の気持ちを忘れないように頑張ってところだ(笑)。
SiiiCK 今後についてはどのようなビジョンを持っていますか?
ジェイコブ 今はサブライムもあるし、自分のJakobs Castleもある。サブライムはアルバムを出した後、なるべく行けるところまで行ってみたい。ただ、来年はサブライムの方は少しペースを落とすことになると思う。自分のメインのフォーカスは、SVNBVRNT RecordsとJakobs Castleになるからね。もちろん今後もサブライムのライヴには出演するつもりだよ。でも、バドもやエリックも若返りするわけじゃないから(笑)。だからまずは、自分たちがこれをできるんだということを証明したかったし、それはできたと思う。あと、家族との時間も大切にしたいかな。まだ具体的な計画は固まっていないんだけどね。近いうちに、日本でみんなに会えるのもスゴく楽しみにしてる。
Sublime - What I Got (1996)
最後に出てくる写真は、父ブラッドリーと息子ジェイコブ
『Until The Sun Explodes』
(ワーナーミュージック)
2026年6月12日リリース
国内盤 2026年6月24日リリース

1. Ensenada
2. Wizard
3. Can't Miss You
4. Backwards (Sublime & フィドラー)
5. Maybe Partying Will Help Pt. 1
6. Favorite Songs (Sublime & Skegss)
7. Personal Hell
8. F.T.R.
9. Evil Men
10. Trey's Song (Sublime & H.R. from Bad Brains)
11. Casino Taormina
12. The Problem With That Is It Makes Me Stoked
13. Gangstalker
14. Figueroa
15. Froggy
16. Come Correct (Sublime & G.Love & Special Sause)
17. What For
18. 237-369 (Sublime & Pennywise)
19. Maybe Partying Will Help Pt. 2
20. Until the Sun Explodes
21. Thanx Again
22. Ensenada (Acoustic Version) *Japanese bonus track
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