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BUG!? 「ボール一つで世界がつながる」をテーマに、フリースタイルバスケの素晴らしさ・楽しさを、垣根を超えて発信を続けるフリースタイルバスケットボーラー

バスケットボール一つあればどこでも活動ができるフリースタイルバスケットボール。

音楽もあれば、ダンスもあるし、トリックもあるけれど、ゴールもルールもない。まさにフリースタイルなバスケットボールとして、様々な形で楽しまれ、徐々に注目を集めているスポーツ&カルチャーだ。そのフリースタイルバスケの第一人者であり、チーム「SAMURAI BALLERS」のリーダーであるBUG!?は、数々のバトルで優勝を飾ってきただけでなく、コリオグラファー、クリエイティヴ・ディレクター、映画『THE FIRST SLAM DUNK』のモーションアクター、NBA ALLSTAR WEEKへのHOOP BUS ALLSTARで3年連続出演、アレン・アイバーソン・セレブリティゲーム出演、数多くのTV、メディア出演、CMや広告での実技指導(八村塁選手、河村勇輝選手、日本代表トム・ボーバス監督他)など、様々な形で発信を続けている。最近では、SAMURAI BALLERSとしても、NBA公式戦ハーフタイム出演を果たし、NBAとGリーグで2都市3試合のアメリカ・ツアーも成し遂げたばかりである。



世界一を目指したフリースタイルバスケットボール


SiiiCK バスケットボール、ストリート・カルチャーの入り口はどこでした?


BUG!? 地元は名古屋ですけど、入り口は公園のストリート・コートで音楽をガンガンかけてる人たちでしたね。そこにはアフロの人とかもいて。本当に絵に書いたような感じのストリートバスケだったんです。そこからAND1、The Notic、DIME55といったアメリカのストリートバスケのビデオを観て、その中の競技的な部分を始めたという感じですね。そのビデオの中にはゴールがない場所で、音楽をかけてダンスみたいにやってるシーンがめちゃくちゃあったんですよ。これは何だろう?というので調べたら、競技としてあるというのがわかって。プレーだと日本人は難しいかなと子供ながらに思ってたんですけど、これなら勝てるかも、世界一になれるかもと思って。始めて1年ぐらいで、これでプロになるって決めて、行動していった感じです。


SiiiCK そこからはどのように活動をしていったのですか?


BUG!? コートにいたラッパーの人から、「クラブに出てみる?」と言われて、クラブで一人でショーをやったりしました。「これ、日本初かも?!」と思ってましたもん(笑)。みんなも面白がってくれて。自分とは違うカルチャーの人たちと一緒に出る場所を作ってもらって、自分自身で動いて活動していくうちに、見える景色が広がっていったんです。それで、大阪にバトルがあるらしいというのを見つけて。しかも、有名なチームもあるらしいというのに気がついたんです。1週間後には大阪で活動されてるフリースタイルバスケットボーラーの先輩に弟子入りして。そこで1年ぐらいやりました。17~18歳の時ですね。そのうちバトルも勝てるようになって。大阪で1位、2位をずっと漂う感じで、19歳ぐらいまでやってました。そこから、もっと上手くなりたい、次は日本一だと思って。福岡にSAMURAI BALLERSというチームがあるというのを聞いて。それは初代日本一のチームなんですよ。福岡に行くか、東京に行くかで迷ったんですけど、SAMURAI BALLERSがちょうど全国ツアーで大阪に来ることになって。めちゃくちゃカッコ良くて、ここに入ったら俺は日本一になれると思って。そこで出会って、メンバーとしゃべって。「1週間後に行きますので、入れてください」って言って。19~20歳の時に入りました。


SiiiCK 動きが早いですね。


BUG!? 日本一を目指してそこに入って、1年で日本一をしっかり獲って。そこから次は海外だなという意識になって。いろいろショーとかに出始めることになります。


SiiiCK バトルに関してはどこまで追求しました?


BUG!? 世界一を1回と日本一を3回獲って。細かいバトルは40ぐらいは優勝してますね。

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フリースタイルバスケットボールを広めたい


SiiiCK それだけバトルに勝った後は、次に何をしよう?ってなりますよね。


BUG!? そうなんですよ。何回勝っても、景色も生活も変わらなかったんです。例えば、今ブレイクダンスで優勝したら、いろんなスポンサーさんが見てるし、スゴい賞金をもらえますよね。フリースタイルバスケは勝っても賞金が何十万ももらえないし、スポンサーもつかない。今は少しはつくようになってきてますけど、当時はなくて。意味ないじゃんと思ったんです。ちょうど日本一を獲った後に、いろんなジャンルの方々と一緒にショーをやらせてもらう機会が多くなって。ブレイクダンス、ヒップホップダンス、ダブルダッチ、スケートボードのチャンピオンがいるような、飲料水のイベントでガッチャンコしてやった時に、僕がこのショーで一番カマしてない?と思ったんですよ。なのに自分のカルチャーはこんなにも飯が食えない。そこで一回、僕はバトルで得るものはないし、次に行かないといけない、もう時間がないという危機感を覚えて。26歳の時にショーケースとメディアに出ることで、フリースタイルバスケを広める方に行ったんです。一人でも有名にならないと、このカルチャーは救えないと思って。その気持ちでやり始めてからは、どんどんいろいろ結果が出ていったというか。バトルの優勝トロフィーよりも、TVに出ました、NBA選手に直接指導してコレオグラフしましたということをいっぱいやった方が、今はフリースタイルバスケを知ってもらえるんだと感じて。だからそこのトロフィーを今はできるだけたくさん集めてるところです。


SiiiCK その中で特に手応えとして感じたものは?


BUG!? 様々な国に呼ばれて、ゲストパフォーマーとしてやコーチとして活動できたことや、メディアで言えば、「ZIP!」、「スッキリ」。映画『THE FIRST SLAM DUNK』にモーションアクターとして出演したことですね。


SiiiCK 「SLAM DUNK」は好きでした?


BUG!? めちゃくちゃ好きでしたよ。モーションアクターをやらせていただいた時は、何ヶ月か、毎朝学校に登校するみたいな感じで、東映のスタジオに通って、夕方まで撮影をやって。その間、作者の井上雄彦先生も一緒でしたね。朝は寝ぼけながら先生とスタジオでシューティングするんですよ。「今日は入らないな」、「こうやってやるんすよ」とか言ってました。そこからスタジオで撮影が始まって。「ここはこういう風に描いてたけど、これはあり得ないね」、「だからこうしよう」とか。アレンジもしながら、動きもやって。モーションアクターをやってるメンバーにしても、本当にストリート、日本のバスケ界でレジェンドの方々と一緒に並びでやったので、僕が一番下でした。その人たちからもたくさんのバスケを教えてもらえるし、井上先生もたくさんの影響をもらえるし、いろんなバスケがあるんだ、プレーだけじゃないんだというのを感じて。そこでスゴい広がりましたね。

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SiiiCK 貴重な経験をしていますね。


BUG!? あと、NBA選手の八村塁くんは、ワシントンDCまで行って、フリースタイルを真横で教えました。あとは、グローバル・ブランドのFILAさんからシグネチャー・シューズをコラボで出しましたね。16点ぐらいアイテムをコラボで出させてもらったり。いろいろやらせてもらいました。

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NBA公式戦ハーフタイム出演とアメリカ・ツアーという快挙


SiiiCK 今年2025年の3月には、アメリカでNBAのオープニング、ハーフタイムでパフォーマンスも行いましたよね。


BUG!? SKY合同会社さんからSAMURAI BALLERSの創設者に話が行って。プロフィールを送って、その審査が通って、今回のツアーが決まりました。3月25日にまずアリゾナ州フェニックスに行って、メンフィスにも行きました。最初はフェニックス・サンズ vs ミルウォーキー・バックスのハーフタイムで。それがフリースタイルバスケットボーラーとしてはもちろん、日本人、アジア人としては初めてのハーフタイムショーの達成で。僕らの何年もやってきた夢が叶ったんです。メンフィスでは、メンフィス・ハッスルという、NBAの下部組織のGリーグで、河村勇輝くんという日本代表の選手がいるんですけど。そのメンフィス・ハッスルのハーフタイムショーに出演させてもらいました。その後には、メンフィス・グリズリーズ vs ロサンゼルス・レイカーズのオープニングをやらせてもらって。そういうツアーを、西から東まで飛びました。今回は大人のメンバーが8人なんですけど、僕らSAMURAI BALLERSは福岡でSAMURAI BALLERS ACADEMYというアカデミーもやってまして。フリースタイルバスケットボールとバスケットボールの塾みたいなスクールをやらせてもらってるんです。その中にいるキッズたちを選抜で8人だけを選んで、下は小学校4年生から上は高校2年生までの子たちを選んで連れて行きました。アメリカのツアーに子供たちを連れて行くのはマジで新しかったですね(笑)。自分も輝いていなきゃいけない、同時にそこもやりながら自分の夢も叶えていく。いつもは自分一人でいろんな国に行って、演者として呼ばれてやってたのが、自分がしっかりしてやらなきゃいけないんです。両方やることで、僕にとってはスゴい進化できましたね。僕自身はこれから「NBAのハーフタイムショーに出たBUG!?です」って、いろんなところで紹介されると思うんですけど、子供たちは「NBAのハーフタイムショーに出た僕です」というところからフリースタイルの人生が始まるんですよ。そういうワクワクを彼らにつけたくて連れて行ったという思いはありますね。

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SiiiCK 三味線奏者と組んだ「KABUKIMONO°」というユニットもやっていますよね。これも面白い組み合わせですね。


BUG!? 元々中学校からの同級生がそういう一家の子で、三味線をずっとやってるんですよ。僕が29歳ぐらいで東京に上京してきたタイミングで、その子もたまたま上京していて。久々に縁があってバーで会った時に、「まだやってんだ?」、「まだやってるよ」ってなって。一緒にやったら、例えば海外のNBA選手が日本に来た時とか、絶対に呼ばれるよなと思って。パリ・サンジェルマンが来日した時には、ボールと三味線でやってほしいと言われましたよ。その時、「サッカーボールでもできますか?」って言われて、「できます!」って言って。サッカーボールを使って、キーパーっぽい感じでやりました(笑)。 KABUKIMONO° での僕は手毬をイメージしてるんです。ボールは何でもいいなと思って、そこにこだわりはないんです。

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フリースタイルバスケットボールの魅力と今後


SiiiCK フリースタイルバスケットボールの魅力って何でしょう?


BUG!? バスケットボール一つだけで、コートがない場所でも、誰でも楽しませられるところですね。普通のプロバスケットボール・プレイヤーって、いきなりここにいてもそんなに魅力を伝えられないと思うんです。バスケットボールを一番応援できるのがフリースタイルバスケットボールだと思うし、一番コミュニケーションの部分がストロングなバスケットボールなので。そこが強みかなと思います。ストリートバスケ、プロバスケ、3×3のバスケ、いろんなバスケットボールがありますけど、その中でも広い世界を見たいという子たちには、フリースタイルバスケが絶対だと思いますね。


SiiiCK 世界的な広がりは今どんな感じですか?


BUG!? 今は徐々に広まってきてますね。僕自身いろんな国に行って、ワークショップをやってますが、今は先生を作ってる状態です。各地の有力な子たちに教えて、その子たちに生徒を集めてもらって、それを継続してもらう。日本が最強の国なので、彼らはまだまだ実力的には浅いんです。自国の先生が教えてくれなかったような技を僕が生で見せたら、もっと火がつくんですよ。それを今各地で増やしてるところです。


SiiiCK BUG!?のスタイルを言葉にすると何になりますか?


BUG!? 僕のスタイルは、基本的にはブレイクダンスとバスケットボールをミックスしたようなスタイルになります。あとは、ストリートボールの匂いのあるスタイルですね。場所、場所によって、僕はスピンもできるし、大道芸みたいなこともできるし、何でもできるんです。けっこうカメレオン的なところがスタイルかもしれないですね。子供が多かったら、カッコつけて「おらー!」みたいなことはしないし。クルクル回るのが好きならクルクルをやりますね。ドープなクラブだったら、この人たちが絶対に唸るだろうというビート、友達からもらったオリジナルのビートをかけてやるとか。ストリートボーラーが多いバスケットボールの会場だったら、ドリブルを多めにするとか。そうやって変えられるというのがストロング・ポイントだと思います。


SiiiCK ピエロの仮面をつけているのには理由があるんですか?


BUG!? ピエロって全世界の人が知ってません? それに、ピエロがそこにいたら、ちょっと見ません? 「何かやるのかな?」って思いますよね。


SiiiCK 確かに。


BUG!? まずはそこです。「みんなフリースタイルバスケを知らなくて、見られない。クソ……。ピエロの仮面をかぶるスタイルは誰もやってない。これなら絶対みんな覚えるっしょ?!」と思って。そこです。パフォーマンスには自信があるので、見てさえもらえたらって感じです。


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SiiiCK いつからピエロの仮面をかぶってるんですか?


BUG!? やり始めて1年した時です。降りてきました(笑)。


SiiiCK BUG!?という名前の由来は?


BUG!? 僕は本当に頭のおかしい子だったんです。10代なのに夜中から朝までストリートコートに一人だけいたり。先輩たちから「バグってる」って言われて、そこからBUG!?です。


SiiiCK 今後の活動、今後のフリースタイルバスケはどういうことを考えていますか?


BUG!? 自分自身のフリースタイルバスケットボーラーとしての夢はすべて叶えたんですよ。ここからはフリースタイルバスケットボーラーとして、今まで表現してきたことの枠を超えて、いろんな新しい表現や遊びを作って、世の中に提案していきたいですね。今まで、かなりいい意味でも悪い意味でも、こだわりが強かったので、もうちょっと広く、面白いなと思うことは全部やっていきたいです! 引き続き応援してくれたらうれしいです。

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Instagram: @bug_bug_bug

TikTok: @bug_samuraiballers


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