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Paledusk さらなるハイブリッド・サウンドの進化と、新機軸のポップもヘヴィもたっぷり詰め込んだ、前人未到の1stアルバムをリリース

Paleduskが、結成から10年というタイミングで、初のフルアルバム『PALEDUSK』をリリースした。

Paleduskは、KAITO(Vo)、DAIDAI(Gt)、TSUBASA(Gt)、BOB(Dr)からなる、福岡出身4人組の若手最重要バンド。ロック、メタル、ハードコア、ヒップホップ、エレクトロニック、ポップミュージックなど、あらゆるジャンルの境界線を自由に超えて、ローラーコースターのように目まぐるしく展開するサウンドは、国内外で衝撃を持って迎え入れられ、絶大な支持を受けている。

海外においても、オーストラリアのGrayscale Records、EU/UKのAvocado Bookings、アメリカのSharpTone Recordsとの契約を交わし、数々のフェス、ライヴに出演。

ギタリストのDAIDAIIは、ブリング・ミー・ザ・ホライズンのアルバム『POST HUMAN: NeX Gen』でプロデューサーとして参加し、Lil Uzi Vertの「The End ft. BABYMETAL」では作曲、編曲を手がけ、ONE OK ROCKのアルバム『DETOX』では3曲の共作・編曲を手がけ、他にも数多くの国内外のアーティストとのコラボレーションを形にして、今最も評価されているプロデューサーの一人となっている。

そのPaleduskが2025年、avexのA.S.A.Bレーベルからのメジャーデビューを果たし、第1弾シングルとして、TVアニメ『ガチアクタ』のオープニング主題歌「HUGs」をリリース。さらに同アニメの挿入歌「SUPER NATURAL HIGH feat.唾奇」、粗品とのコラボ曲「NO WAY!! feat.粗品」、「I ♡ YOU BABY!!」など、次々と強力な楽曲をリリース。11月26日には満を持してのアルバム『PALEDUSK』が発表された。

さらなる進化を遂げた、Paleduskの真骨頂とも言える楽曲に加えて、新機軸とも言える楽曲の数々。『PALEDUSK』は正直、前人未到のとんでもないアルバムになっている。



Photography: Jesse Kojima


写真:左から、BOB(Dr)、KAITO(Vo)、DAIDAI(Gt)、TSUBASA(Gt)



初となるフルアルバム『PALEDUSK』


SiiiCK 2024年1月の『PALEHELL』を出した時に、TSUBASAが話していた今後の目標が、武道館10デイズだったんですよね。


一同 爆笑


DAIDAI ああ、そうやった! でも、それはBABYMETALがやってるから。


KAITO いや、変わりましたね。TSUBASAくんが僕らの展望を決めてくれたんですよ。


TSUBASA 東京ドームでのライヴで、ワイヤーアクションでDAIDAIがギターソロを空中で弾いてるのを見たいというのが……


DAIDAI これを聞くたびにちょっとよぎるのが、「もっと死ぬほど曲書け」って言われてる気がするんですよね。バンドのキャパを大きくするには、音源を出さないといけないから。毎回ゲームチェンジするのって、音源を出すタイミングだから。


TSUBASA いや、いや、いや(笑)。


SiiiCK BOBに聞きたいのですが、加入して2年間での大きな変化はどうですか?


BOB サポートをしだしたのは、入った年の2月ぐらいだったと思うんですけど、だいぶ濃い2年だったなと思いますね。それこそ加入して最初のツアーがアメリカで、帰ってきてすぐにsフェスに出たりとか。目まぐるしい活動だったと思います。いろんな面でボコボコにされましたね。


SiiiCK 結成して10年のタイミングで1stアルバムですが、このタイミングは狙っていたのですか?


KAITO 狙ってたというよりかは、7年目ぐらいの時に、そろそろ出そうかという話になったんですよ。その後、コロナが来て。その時期にアルバムを出してももったいないし、ツアーがいつできるかわかんないなと思って、一回なくなったんですよ。その後に活動が再開して、そこから2年ぐらいはシングルとかEPをちょっとずつ出す活動だったんですけど。その間に大介さん(DAIDAI)は世界中のアーティストの曲を書いたりしたので。ちょっとずつ自分たちのことを知ってくれた人が増えた時に、出そうっていう話になって、今かなという感じですね。


SiiiCK DAIDAIがブリング・ミー・ザ・ホライズンの制作を手がけたことは大きかったですよね。ブリング・ミーからはメンバーに誘われたりもしたのですが、やっぱり自分のバンドで行きたいということを、強く言ってましたよね。


DAIDAI そうですね。でも一回、揺らいじゃった瞬間もあったんですよ。ぶっちゃけた話、バンド内の状況と自分の感覚にズレを感じた時間もあったので。日本でずっとこのまま音楽をやるのは、自分の未来を考えたらもったいないかもって、凹んでる時間もあったんです。拠点も完全にあっちに移そうかなとか思ったんですよ。でもそれは当時の未熟な自分の考えだってことにも、後から気がついて。それも超える曲を書いて活動すればいいじゃんって、思ったりもした時期で。デカいバンドに誘われて入ったとて、それ、チートじゃね?って思ったのがデカかったです。あとは、いろんな自分の個人的な目標をいっぱいクリアできた20代を、後半ぐらいから過ごした時に、ずっと敵がいるのって幸せだなと思って。リスペクトした上で言うんですけど、ブリング・ミーを前座にしちゃうぐらいな勢いを持って生きてた方が、死んだ時に後悔しないかもと思ったんです。


SiiiCK DAIDAIはONE OK ROCKの制作も手がけましたが、そこからONE OK ROCKとPaleduskが2マンツアーをやったことも大きいと思います。KAITOはフロントマンとして何か感じたことはありますか? ファン層も違うし、人数も規模も違う中、スゴく楽しかったと同時に、思うところもあったのではないですか?


KAITO このツアーで3~4日目ぐらいに、俺は大介さんとちょっとしゃべったんですけど、たぶんこのツアーって、後にも先にも、ライヴをする環境の中では一番難しいオーディエンスの前だなという感覚がスゴくあって。それは悪い意味じゃなくて。要は、ONE OKのファンって、全員じゃないにしろ、ONE OK ROCKが好きというか。ロック全般が好きというわけじゃない人もいっぱいいる規模のバンドじゃないですか。僕らはシャウトが基軸で、ブレイクダウンをバーッてやってるバンドなわけですよ。しかも2マンで、ONE OK ROCKを観に来る人がほとんどという中で、ここで自分たちがブチかませたら、ライヴにおいてバンドはひと皮剥けるんじゃないかなという感覚がスゴいデカかったんです。歌の上手さとか小さな所作とかも含めてですけど、個人的にはあのデッカいステージで遠くまで見せるために何が大事なのかも考えました。バンドとしての実りはスゴくあったんじゃないかなと思うし、ONE OK ROCKはやっぱりスゴいバンドだなと改めて思い知らされましたね。わかってはいたけど、より喰らわされたという感じがしました。


SiiiCK DAIDAIはどうですか? 曲を一緒に作った経緯もあって、ツアーも一緒に回ることになったと思いますが。


DAIDAI なんなら、曲を書きだしたきっかけも、バンドにいい還元ができたらなと思ったことなので。ツアーまで誘っていただけたので、ありがたかったし、めっちゃ楽しかったです。ツアー中もいっぱい曲を書いてたので、刺激と学びが多かったです。



Paledusk 1st Album “PALEDUSK” Trailer



さらに進化し続けるカオティック・サウンド


SiiiCK 今回、アルバムを聴いた時に、ものスゴいものを作ったなと思ったんですよ。正直、想像を超えるというか、想像できない世界に来ているなと思って。前に話した時に、「RUMBLE feat. Masato from coldrain」がPaleduskの集大成で、こういうカオティック・サウンドは一回おさらばする、みたいなことを話してましたよね。それが集大成どころか、さらにスゴいのを作ってきたので、ちょっとびっくりしたんですよね。


DAIDAI すいません。ああいうスタイルは、自分も足を洗ったつもりだったんですけど(笑)。


KAITO 「すいません」ってヤバくない? 悪いことしてないのに(笑)。


SiiiCK 洗えなかったんですね。


DAIDAI 向こうからあの音が来ましたね。カオスさんが門を叩いてきました。しょうがねえなと思って(笑)。


BOB 作ってる時も、「音から来い!」って言いながら作ってました。


DAIDAI いいフレーズが出来たら、「ああ、来た。よく僕を見つけてくれたね」って。あ、これ、本気で言ってませんから(笑)。ボケで言ってるんです。「音から来たよ」って言って、ふざけて作ってたら、「あれ、足洗ってなくね?」ってなって(笑)。


SiiiCK 「音から来た」っていうのは、実は感じていて。作ろうと思って作っていない感じがしたんですよ。


DAIDAI さすが、ピンと来られてますね。今回のアルバムで大事にしたのが、半分の曲は練って作るのと、半分の曲は日記を書くように作るということで。でも、日記を普通に書くんじゃなくて、1分とかでもいいから曲にしようと思って。朝起きて、「今日、頭痛えな。しんどい」って、しんどいイントロを作って。「日中、何か楽しいことあったな」って、それをAメロにして。「あの昼飯、美味かったな」を大サビにして。「嫌なヤツいたな。あいつのしゃべり方とかあの間は何なん?」という違和感を曲にしようとか。それをいっぱいやったんですけど、そういう日記みたいな曲って一日で出来るじゃないですか。あえて練らない、そういう自分の体験をアウトプットする練習をいっぱいしてて。半分ぐらいは新体験をしたその夜にすぐスタジオに行って、作った曲で構成もして。出来事が向こうから来たみたいな感じの作り方を敢えてしましたね。ちょっと実験的じゃないですけど、即興的な感じで作って。それがオリジナリティの鍵かなと思ったんです。


SiiiCK 1曲の中に場面場面で展開していくローラーコースター・ミュージックみたいなところもあるけれど、1曲1曲にイメージが強くあるんですよね。しかも、歌えて、シンガロングできるところも強くなった感じがします。


DAIDAI 歌は上手い人が誰もいないから、メロディを入れるとシンガロングになるんですよ。自分はどの曲も一人でアコギからメロディを作るんですけど、そのメロディはシンガロングしやすいなというのはわかったので。みんなが歌えるというところは大事にしてましたね。


SiiiCK メジャーデビュー・シングル「HUGs」は、TVアニメ『ガチアクタ』のオープニング主題歌ですが、犯罪者の子孫たちが暮らすスラム街に生まれた孤児の少年のストーリーですよね。このキャラクターと照らし合わせて作ったような部分はありますか?


DAIDAI その前置きだとおかしく聴こえるかもしれないですけど、主人公はけっこう自分と似てる境遇が多いなと思って。俺の両親は犯罪者じゃないですけど、ちょっと一人、違うところにいる環境って言うんですかね。素で自分を曲にしたら合うかもと思って作って。作者の方たちもスゴい乗ってくれたので、良かったです。スムーズに、らしさ全開で行けた曲ですね。


Paledusk - HUGs


SiiiCK 「NO WAY!! feat. 粗品」もシンガロングできるし、客演の粗品の真っ直ぐな攻撃性が曲に合っていますね。


DAIDAI 声がけっこうハードコアですよね。


SiiiCK そういうところも気に入って客演で入れたのですか?


DAIDAI 自分は1年半前ぐらいにTV番組で知り合って、その後に粗品さん側のイベントに呼んでもらって、対バンしたんですよ。最近、音楽で大事なのは結局初期衝動じゃないかと思ってたんですけど、粗品さんのライヴを観た時に、その初期衝動をスゴく持ってる人だと思って。楽器が上手くなったり、歌が上手くなった人って、ちょっとこなしてしまう瞬間が出てくるんですけど、こなしてない音楽がスゴい好きで。ギターを始めたばかりの人のプレイとか、弾きたくて弾いてるなと思うし、けっこうグッと来るんですよ。粗品さんからはそれをスゴく感じて。あの人はツッパリ精神がスゴくある人だで、今回の曲に合うなと思ったので、声をかけさせていただきました。それでバッチリカマしてくれて。声にスゴい倍音がありましたね。


KAITO 外国の人のリアクションがめっちゃ面白いんですよ。誰かわからんハードコア・シンガーだって。


DAIDAI しかもパジャマを着てて、自分のスタイルをめちゃ持ってて。飾ってないなって。


Paledusk - NO WAY!! feat. 粗品


SiiiCK 「I ♡ YOU BABY!!」という曲は、ここまで思いきり普遍的な歌詞で持っていくのかと思いましたよ。歌詞のアイデアはどのように生まれたのですか?


DAIDAI 最初、俺はこの曲はサビに「I CAN SAY POWER」っていう謎の言葉を入れてたんですけど(笑)。


KAITO めちゃアホっぽいけど、イヤーキャッチって言うんですか。それを超えるパンチ力が欲しかったし。今回のアルバムの曲の歌詞で一貫して大事にしたことは、英語にするにしても日本人も知ってる言葉を使いたいということで。「ありがとう」とか「ごめんなさい」とか「好きです」みたいな、みんなが持ってるんだけど恥ずかしいテンションの言葉って、歌だったらみんな歌えるじゃないですか。それを歌った時に、ちょっと勇気が出たりする気持ちの手助けになったらいいなと思って。俺らはそもそもバイオレンスなバンドではないし、今はいいヴァイブスもあるので。「I LOVE YOU BABY」ぐらいしか、「I CAN SAY POWER」に勝つ言葉はないってなったんですよね。


Paledusk - I ♡ YOU BABY!!


SiiiCK 今の歌詞もそうですが、最後にはみんながまとまって上手くいく、大団円みたいな感じが、音にも歌にもスゴく感じたんですよね。


DAIDAI 僕、大団円にしがちです。


KAITO 大介、「最後、ここ大団円」ってよく言うもんね。


DAIDAI 「ここ、最後大団円で。日曜日の夜8時のテレビって感じで行きましょう」って。 「終わり良ければすべてよし」ということです。シンプルな話ですね。ゴチャゴチャあったけど、踊って帰ろうって。


SiiiCK 今までは、メタルコアのようなジャンルの中で、いろいろなジャンルを飲み込んだ音楽みたいな表現もあったと思うのですが、今回はメタルを飲み込んだポップミュージックみたいに聴こえましたね。フューチャーポップのように、「◯◯◯◯ポップ」というオリジナルのジャンルかと思うぐらいのところまで来ましたね。


DAIDAI 自由にやりました。あと、今回はメロディが多めになりましたね。普通にシャウト・オンリーで伝えるのもいいんですけど、いきなり中指を立てるほど簡単なことってないなと自分は思ってて。やっぱり立て方を考えたいと思うので、メロディを多くしました。そしたら、スッと聴いてる人が蓋を開けて歌詞を見た時に、「めっちゃ怒ってるやん」と気づいてくれるじゃないですか。いきなり怒ってたら、人は寄ってこないと思うんですけど。


SiiiCK ドラムはさらに難しくなっていますよね。


BOB そうですね。今回はギターソロが多いので、そこに合った組み立て方をしたいなというのはあったので。


DAIDAI ドラムも一旦自分が作るんですけど、ギターソロは今回、生感を大事にしたかったので。クリックとかを無視して、ミスタッチとかも全部大事に扱おうという感じでした。打ち込んだドラムだとそういうパートだけは浮いちゃうので、BOBは自分が注文した土台のフレーズから生きた音に変えてくれましたね。BOBがそこに命を吹き込む作業してくれたんです。


SiiiCK 人間らしさは感じましたね。ギターは特にメロディのところはヒューマンな感じがしました。


DAIDAI ド・ヒューマンです。基本、全部即興で行って、その時に録れたいいテイクを使ってます。一番最後の曲「I’m sorry」は1分ぐらいギターソロがあるんですけど、1週間ぐらいギターを弾かなくて、指が固くなって、手癖がちょっと外れた時に録ろうと思ったので、パンツ一丁になって、大きい声を上げて。「おまえ、正座して見とけ」って言って。最後のソロだったので、「これ納品したるわ」って言って。それで弾いたヤツを収録しました。


SiiiCK あれを聴いた時、スラッシュが浮かびましたね。ライヴ前の音出しの時に、よく「Sweet Child o' Mine」のフレーズを弾いているのもあって、そう思いました。


DAIDAI うれしいですね。自分の好きなギターヒーロー像は、あの人が一番近くにあるので。弾き様もカッコいいなと思うんです。ロックギターの良さって、弾き様も込みで表現できる楽器だと思うので。その中でスラッシュは自分の中でドンピシャで好きだったので、うれしいですね。


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ヘヴィミュージックの可能性を切り開く新機軸


SiiiCK これまでシングルとして出してきた曲は、足を洗えなかったような曲が多いのですが(笑)、今回はアルバムだけあって、アルバムを通しての構成力がスゴくあるんですよね。


DAIDAI いろいろ幅が出せました。あと、いっぱい学んできたので。いろんなアーティストと制作して、そこで学んだ引き出しとかもちょいちょい出せたので。アルバムだからできる曲作りにはなったと思いますね。シングルだと絶対にやらないような曲とかも堂々と入れてるので。


SiiiCK 特に7曲目の「SUPER NATURAL HIGH feat. 唾奇」以降は、またとんでもなく新しいスタイルを出してきたなと思ったんですよね。「DIVE INSIDE FOREVER IN THE DARK」とか「GOOD DEATH」とか、ヘヴィミュージックの新たな可能性を切り開こうとしているんだなと思いました。


DAIDAI そのつもりでもありました。「こういうところも僕たちは忘れていません。磨いてます」っていう提示でもありましたね。


KAITO お客さんのアルバムのリアクションを見てると、昔から好きな人とかは、最初の数曲を聴いて、「Paleduskはヘヴィサウンドを捨てたのか」みたいな回答があって。「今までで一番ヘヴィな曲もあるよ」っていうので、あの曲順にしたのもあります。


DAIDAI ちなみに今言った3曲は、日記ソングです。練って作った曲ではないですね。勢いで、2日ぐらいで全部作った曲です。勢いじゃないと書けない曲って言うんですかね。逆に凝りすぎると、何かに似てくると思うので。とにかくオリジナリティをどんどん大事にしたいなって思ってきてたので、作り方の姿勢から変えなきゃと思ってたんです。日記的に書いたもののアウトプットをソッコーでできる瞬発力、筋力を鍛えようと思って。ここ2~3年は取りかかってたんですよ。


Paledusk - SUPER NATURAL HIGH feat.唾奇


SiiiCK それで3曲が続いた後の「AFTER DUSK feat. AB」が、足を洗えない世界のまたスゴいところに行ってますよね。


DAIDAI スゴい歌の上手い子が入ってますしね。


SiiiCK 客演で歌っている、ABというアーティストは誰ですか?


DAIDAI まだ情報も出ていない子なんですけど、女子高生の子で。初めてオリジナルを歌ったのがこの曲なんですよ。別経由で自分が知り合って。音楽活動をしたいということだったので、声を聴かせてよって言ったんです。ちょうどその時期は、本当の歌を歌える人を探してる時期で。本当の歌というのは、嘘のない歌で、その人の本心で、虚栄もないもので。だから、原石の人がそれを持ってるなと思ってたタイミングで、ABから声がかかったので聴いてみたら、スッゲエ歌を送ってきたんですよ。ABに自分たちなりの音楽の楽しさを早めに教えられたら、もっといい方向に化けるかもと思ったので、個人で一緒に曲をやりましょうってなったんですけど。あまりにも届いた声が良かったので、こっちから逆に、「Paleduskが今アルバムを作ってて。早速なんですけど、1曲歌いませんか」って言って。それで初のレックをやったんです。


SiiiCK 曲自体もスゴいですよね。ギターのリフはLAメタルみたいな感じもあって、そこからガールズポップみたいなところに自然に溶け込んでいって、最後はアンビエントみたいになって。一番フレッシュに聴こえました。


DAIDAI 自分は一番好きな曲です。「スッと入るけど、新しい」というサウンドを目指してるんですよ。新しいことばかり入れると、人はびっくりするけど、「何か新しいけど気持ちいい」みたいな、ギリギリなところを攻めるのが好きなので。聴いたことのある安心感と新しいものの共存ができた曲かなと思ったんです。


SiiiCK さっきも話に出た曲「I’m sorry」は、さらに新境地ですね。


DAIDAI ロックバラード的なのをやりたいなと思ったので、作った曲ですね。これも日記ソングです。これも2日ぐらいで作りました。普通にYouTubeの企画を観てたら、恋愛してるシーンがあって。それを観てたら、普通にグッと来ちゃって。それの劇伴を当てるように曲を書いたんです(笑)。


SiiiCK 歌詞はどういうものを書こうと思ったのですか?


KAITO アルバムの最後には、昔の「Lights」とか「Q2」みたいな、ライヴの最後に持ってこれるような、新しいセクションの曲が欲しいということは話していて。曲が出来る前から、アルバムの最後の曲はこれっていう感じだったんですよ。アルバムを通して自分が考えてたのは、『PALEDUSK』というアルバムのタイトルだから、バンド名ではあるけど、これを人物像として創造させたいなというのがあって。PALEDUSKという生き物がいて。生き物には感情とか理性があって。楽しいと思ったり、行為をしたり、ムカついて戦ったり、いろんなものがある中で、最後はどういう曲が来ても、素直な気持ちの「ごめんなさい」とか「ありがとう」とか、どちらかを重点的に書きたいと思ったんです。それで届いたオケ、大介さんがイメージしてるヴォーカルのフロウ、ギターの感じに哀愁を感じたので、これは「ごめんなさい」の方にしようと思って。でも最終的に、前に進んでいけるように、バッドな感じじゃないことを書きたいなと思って書きましたね。タイトルは一番迷ったんですけど、日本人だし、外国人にシンプルすぎる名前だなと思われるぐらいがちょうどいいやと思って、「I’m sorry」にしました。


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ラスト曲に込められた思い、今の活動のスタンス


SiiiCK 最後は「BIG M MELODY」で終わるのも、アルバムらしい構成ですね。これだけいろいろな音楽が入っているんだと思わされたし、とにかくスゴかったです。


DAIDAI だいぶボリュームがあって、カロリー高いですよね。胃もたれ系だなと思って。だから、最後はああいうオルゴールでちょっと箸休めをさせないとと思って。「BIG M MELODY」という曲に関しては、どこにも話してないんですけど、あの曲はただのオルゴールじゃなくて。昔から聴いてる人ならうっすらわかると思うんですけど、BIG Mというのは、亡くなったうちのスタッフで。まさくんっていう人なんですけど、その方がいたから俺らはここまで来れたんですよ。まさくんはDJもやってて、その時の名前がBIG Mだったんですよ。ずっとPaleduskのインディー時代から、運転もしてくれたり、ジャケットのデザインもやってくれたり、いろいろ助けてくれた人だったんですけど、コロナ禍になるタイミングで、コロナとは別の病気で亡くなってしまって。それまでの自分は尖ってて、他の人に曲を書かないって決めてたんですよ。自分のアイデアはPaleduskでしか使いたくなかったので。まさくんの好きだったアーティストからオファーが来ても断ってたんですけど、まさくんは「DAIDAIとその人たちの曲を聴きたい」って言ってくれて。まさくんが亡くなってから、自分はまさくんの好きな人にだけ曲を書こうと決めて。その中にはブリング・ミーも入ってるんですよ。初めて書いた曲のエンディングに、俺は鉄琴の音をサウンドタグみたいに入れてたんですよね。それはまさくんの好きなアーティストの曲を書くたびに入れてやろうと思って。ガンガン入れまくってたんですよ。今回のアルバムはまさくんとともに来た奇跡もあるし、プラス、いろんなところにボムりまくった音だったので。その音を入れたんです。


SiiiCK そういう意味があったんですね。


DAIDAI 最初、ブリング・ミーの「AmEN!」という曲に入れたんですけど、自分はまだその時、ちょっと変な尖りがあって。「ブリング・ミーの曲を書きました」っていうのも、最初は書かないでおこうとか思ったんですよ。SNSでも黙っておこうみたいな。しれっとしとこうと思ったら、その音が入ってるから、最初みんなが、「えっ、ブリング・ミー、Paleduskの音が入ってない?」ってなって。まさくんの音っていうのは何も言ってないんですよ。身内にしか言ってないので。逆にブリング・ミーの規模がデカすぎて、「Paleduskが実は何か映画とかからサンプリングしてたんじゃない?」ってなって。それで、1週間ぐらい経って、「やりました」って書いたんです。


SiiiCK それこそメタルコアの世界で、ブリング・ミー・ザ・ホライズンのようにその世界で頂点を極めたり、すでに始まっていたワールドワイドな活動もさらに追求したりもできたわけじゃないですか。でも、日本でメジャーで活動を始めたことで、もっと日本でも多くの人に聴いてもらいたいとか、また違う道も考えたのかなと思ったんですよ。何故今の体制を選んだのかというのと、今後どういう風にしていくのかを聞かせてください。


DAIDAI 個人的には、常にどっちも選んではいるつもりなんですよ。でも一番大事なのって、これは個人の感覚なんですけど、本当にヤバい曲を書くことだけだと思ってて。ヤバい音楽を奏でることだけを大事にしてたら、行きたいところはどこへでも連れていってくるし、場所は関係なく、キーパーソンが寄ってきてくれる自信はあったんです。今後も、どの場にいようとも関係なく、いい曲を書ければいいのかなと思ってますね。それがすべてを変えてくれると思います。


SiiiCK 結局、音楽ありきだからですね。


DAIDAI 音楽が連れていってくれると思ったので。だから、海外をちょっと抑えてメジャーデビューしようとか、それも何も考えてないですね。いい曲を書いてたらいい環境に仕上がっていくでしょうって。しょぼい曲を書いたら、それは苦しくなるでしょうって。そういう感覚ではいます。


KAITO 僕が日本語を歌詞に入れるようになったのも、意図を汲み取ってない人には、日本に向けた活動に見えたかもしれないですよね。でも、日本って世界がリスペクトされてる国だなと、ありがたいことに思ってて。日本ブランドを持って出て行ったアニメも、リスペクトされてるカルチャーだし、海外にも発信できる日本のカルチャーを持った日本のバンドであることが、スゴく武器にもなると思うんです。大介さんもよく言ってるけど、対1億人じゃなくて、70億人に対して、言語と音楽を放つということが、Paleduskが大事なことなんだなと、学ばせてもらってる日々ではあります。


DAIDAI 来年から伝説は山ほどあるので。要チェックでお願いします。



Paledusk 1st full Album

『PALEDUSK』

2025年11月26日 CDリリース 


<CD> Disc-1 ※共通

1. Paledusk Theme Song #1

2. I ♡ YOU BABY!!

3. PALEHELL

4. HUGs

5. NO WAY!! feat. 粗品

6. RUMBLE feat. Masato from coldrain

7. SUPER NATURAL HIGH feat. 唾奇

8. DIVE INSIDE FOREVER IN THE DARK

9. GOOD DEATH

10. AFTER DUSK feat. AB

11. I’m sorry

12. BIG M MELODY


<CD> Disc-2 ※2枚組のみ

1. AREA PD

2. SLAY!! feat. Hideyoshi

3. WIND BACK

4. 9 SMILES

5. BLACK ICE

6. BBB feat. Such

7. HAPPY TALK

8. Blue Rose

9. NO! (VARIED ver.)

10. TOPPA

11. I’m ready to die for my friends feat. VIGORMAN

12. Q2 (HAPPY TALK ver.)

13. LIGHTS(HAPPY TALK ver.)


【商品形態】

アルバム(Disc-1)

初回特典:ステッカー封入(絵柄B)、ツアー先行予約シリアルコード

品番:RZCB-87193

価格:¥3,300(税込)

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アルバム+インディーズ・ベスト 2枚組(Disc-1, Disc-2)

初回特典:ステッカー封入(絵柄A)、ツアー先行予約シリアルコード

品番:RZCB-87191~2

価格:¥6,500(税込)

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<CD購入>

https://asab.lnk.to/Paledusk_1stAL_PALEDUSK

  

<Streaming&Download>

https://asab.lnk.to/PALEDUSK



初の全国ワンマンツアー

『What is Paledusk?? TOUR 2026』


2026年2月15日(日) 福岡 LIVE HOUSE Queblick <SOLD OUT>

2026年2月17日(火) 奈良 NEVER LAND

2026年2月18日(水) 京都 ROKA <SOLD OUT>

2026年3月12日(木) 柳ヶ瀬 ANTS <SOLD OUT>

2026年3月13日(金) 金沢 LIVE HOUSE vanvanV4

2026年3月17日(火) 静岡 UMBER <SOLD OUT>

2026年3月18日(水) 兵庫 太陽と虎 <SOLD OUT>

2026年3月19日(木) 広島 Hiroshima CAVE-BE

2026年3月22日(日) 横浜 F.A.D YOKOHAMA <SOLD OUT>

2026年3月23日(月) 千葉 LOOK <SOLD OUT>

2026年3月24日(火) 宮城 MACANA

2026年3月26日(木) 岩手 the five morioka

2026年3月27日(金) 秋田 LOUD AFFECTION

2026年3月29日(日) 北海道 KLUB COUNTER ACTION <SOLD OUT>

2026年4月16日(木) 名古屋ダイヤモンドホール

2026年4月17日(金) 大阪 BIGCAT

2026年4月20日(月) 東京Zepp DiverCity


イープラス:https://eplus.jp/sf/word/0000082521

チケットぴあ:https://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=F7160042

ローチケ:https://l-tike.com/concert/mevent/?mid=377696



https://www.paledusk.com

Instagram: https://www.instagram.com/paledusk_jpn/

X: https://x.com/Paledusk_jpn

YouTube: https://www.youtube.com/@paledusk1797



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