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自分らしい写真とは何か? 【後編】

写真に携わる人が必ずぶつかる大きな壁、「自分らしい写真」とは何かを考える。

自分らしい写真とは何か? 【前編】の続きになります。

まだそちらを読んでない方はぜひ前編から読んでみてください。

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じゃあポートレートの場合はどうなんだってことなんですけど、このマインドになってからその答えに辿り着くのは比較的簡単でした。


まず、自分が好きな写真はどんな写真なんだろうって考えて。

綺麗な写真とかクリーンな写真とか、写真のテイストにはいろいろあるじゃないですか。

僕の場合は、カッコいい写真というのが絶対条件で、被写体が男性でも女性でも、カッコいい写真が好き。

だから、自分でもカッコいい写真が撮りたいんですよね。


じゃあカッコいい写真というのは何だろうってことなんですけど、これが1番のポイントなんです。


カッコいいって抽象的じゃないですか。

感覚的なものだし、人によって感じ方が違うし。

だから難しいと思ってたんです。

でも、よく考えてみてほしいんですが、人によって感じ方が違うということは、100%同じになる人がいない。

カッコいいという感覚が似てる人はいるけど、100%合致する人はいないんです。

ということは、僕が思うカッコいいという感覚が100%詰め込まれた写真は僕だけにしか撮れないってことじゃないですか。

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あなたが思うカッコいいと100%同じ感覚を持った人はいないし、あなたの思う可愛いと100%合致する人もいない。

だから、それを思いっきり表現すれば自分しか撮れない写真が撮れるってことに辿り着きました。


あなたの思うカッコいいは何ですか?

あなたの思う可愛いは何ですか?

あなたの思う綺麗は何ですか?

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カッコいいとか可愛いとか、感覚的なものって自分が今まで生きてきて、経験したものからしか得られないと僕は思っています。


僕の場合は、父親の影響で小学生の頃からスケートボードとサーフィンを始めて、そのビデオで使われてた音楽、パンクに出会って、それから30年くらい経った今でも変わらず好きで。

それが1番カッコいいと思ってるんです。

スケーターとかサーファーって言ってもいろんなスタイルの人がいるし、パンクと呼ばれる音楽も国や地域によって様々ですよね。

スケートボードとサーフィンも横ノリもカルチャーで、パンクもカルチャーで。

僕は日本で生まれたから日本のパンクや横ノリのシーンも見てきたし、LAとハワイにも住んでたから、それぞれのシーンも実際に肌で感じてきました。

行ったことはないけどヨーロッパのシーンもカッコいいと思ってるし、そういういろんな要素を、自分だけのオリジナルな比率で掛け合わされている感覚というのが「自分だけのカッコいい」なんだと思うんです。

そういう空気感だったり匂いだったりを、自分が撮る物のどこかに入れたいし、僕の撮る写真から音楽が聞こえてくる感覚を感じてもらえたら最高だし、自分が好きなカルチャーの要素が見えるような写真を撮りたい。

そう思って写真を撮り続けています。

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悩んでる人が多いと思う、この自分らしい写真とは何かですが、考え方を変えると意外と簡単に答えが見つかるのかもしれないと思っています。


今まで歩んできた人生は10人いたら10通り、100人いたら100通りあって、みんな違う人生を歩んで、みんな違う経験をしているのは紛れもない事実で。

その経験をもとにした感覚をどう写真に反映させるのかというのが、自分しか撮れない写真を生み出すことなんだと思ってます。


流行りや需要に合わせた作風は時には必要なのかもしれないけど、AIじゃない、生身の人間が撮る写真だからこそ、みんなが持ってるそれぞれ違った感覚を詰め込んだ写真をこれからも見ていきたいなと思っています。


長くなりましたが、記念すべき第一回目となる僕のSiiiCKは、「自分らしい写真とは何か」をテーマに書いてみました。

最後まで読んでくれてありがとうございます。


Jesse

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