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vividboooy 暗闇と葛藤をテーマにしながらも、進化を遂げたメロディックな楽曲を集めたEP『HIKARI』をリリース

ラップと歌を兼ね備えたオリジナル・スタイルで、独特のフロウスタイルとジャンルレスな楽曲で、唯一無二の世界観を生み出しているアーティスト、vividboooy。

2025年7月1日にリリースされたEP『HIKARI』は、6月24日にリリースされた先行シングル「Dark Matter」含む5曲を収録。vividboooyの多様なスタイルの中から、持ち味であるメロディックな楽曲を集めた内容となっており、誰しもが求め失うモノである「光」をテーマにした歌が聴きどころとなっている。ショップとブランドも手がけ、ファッション・アイコンとしても、国内外問わず注目を集めるvividboooy。EP『HIKARI』と今後の方向性についていろいろ話を聞かせてもらった。



EP『HIKARI』


SiiiCK EP『HIKARI』に収録されている5曲は、vividboooyの様々なスタイルの中でも、メロディックな楽曲が多く、暗闇と葛藤をテーマにしたものを集めていますよね。


vividboooy 自分が最近作ってた曲はハードというか、チルい感じが作れなくて、悩んでたところなんです。僕はけっこうチルい感じを求められることが多いんですけど、それがプレッシャーにもなるし、コンプレックスで。曲を作るとちょっと尖っちゃうんですよね。言葉では尖ってないとしても、メロディが尖ることもあるし。メロディがエモーショナルでも、尖っちゃうことしか言えないというか。


SiiiCK 自分の本来の資質は尖っている方が強いのですか?


vividboooy そうですね。僕は反抗的な面の方が強いんです。今自分がやりたい音楽、聴いてる音楽は、昔からそうなんですけど、フロリダとかアトランタの最先端のニッチなところが趣味なんですよ。そこが根本にあるんですけど、やっぱり届けたいし、聴いてもらいたいという気持ちがあって。自分の中でいろんなところを、ここはこうしないといけないなとかやりながら、今まで作ってたんですけど、最近はそれをやめて。もうありのままに自分の好きなビートでやろうと思ってますね。『HIKARI』はゆるい感じだと思うし、そういう曲を作る時期もあるんですけど、今はハードめなもの、ライヴで盛り上がるライヴバンガーが絶対に必要だなと思ってて。『HIKARI』は今まで作ってきたストックの中で、これはチルいなとか、これはタイの雰囲気に合うなとか、そういうものを手直ししたり、制作し直したりして出来た感じですね。それこそ、自分が出す作品と、この『HIKARI』のようなプロジェクトとで、出す作品を差別化したら面白いんじゃないかと思って。じゃあこのプロジェクトでは、一回原点回帰しようというので、『HIKARI』を作った感じですね。


SiiiCK 『HIKARI』はみんなが好きなvividboooyの最新版という感じがしました。


vividboooy どれぐらいニーズがあるはかわからないですけど、これを求めてる人は少なからずはいるんだろうなと思います。


SiiiCK いろいろなスタイルがあるのが、vividboooyらしさだと思いますね。


vividboooy それも含めて、vividboooyという名前にしたんですけどね。自分はけっこう飽き性だし、ジャンルとかも問わずいろいろやりたいので。トラップの中でも今は派生されていろいろとあるじゃないですか。それも全部やりたいし。ギターサウンドのポップパンクも2~3年ぐらいやってるし。将来もいろいろやりたくなるだろうなと思って、自分はこの名前にしたんですよ。


SiiiCK 『HIKARI』は辛かった時期があって、そこを乗り越えたことをテーマにしていますが、背景を聞かせてください。


vividboooy 辛かった時期がテーマですけど、完全にポジティヴ思考なもので、ネガティヴは入ってないんですよ。入ってたとしても、それを取り払うような曲しか入れてないですね。リリックのすべてに光が入ってるのかどうかはわからないですけど、光を連想させる歌詞は入れてるつもりです。


SiiiCK 「Dark Matter」、「Depends On Me feat. Shortone」といった曲を聴くと、本当に抜け出せないくらい辛い状況だったんだなというのが伝わってきました。


vividboooy そうなんですよ。でもそこは超むずくて。そこを上手く抽象的に比喩して歌詞にするのは、難しいわけですよ。直接的な表現の方が楽なので。


SiiiCK それでも、「Dark Matter」には「君」という存在が出てくるし、「Depends On Me feat. Shortone」の方も客演のShortoneのヴァースはラブソングなんですよね。


vividboooy そうなんですよ。


SiiiCK 一方で、「海岸線」、「気楽」といった曲では、そこからサクッと抜け出そうとしている感じがvividboooyらしくて良かったんですよね。


vividboooy 今回の『HIKARI』は、自分に対しての光がテーマだし、光を一番求めてるのは自分なんです。出口を求めて、「ここは出口なのか?」って模索してる作品というか。実験的ではあるんだけど、毎回実験的でもあるんです。何が自分らしくて、何を世間は求めてるのか。自分がやりたい曲と世間が求めてる曲には、ギャップが確実にあると思ってるので。僕は感情の浮き沈みがスゴいし、それが曲に随所に現れるんです。「今はこういう曲しか書けねえわ」というのはみんなあると思うんですけど。僕はそれがけっこう激しくて。


SiiiCK 5曲ある中で自分的に一番腑に落ちた曲はどれですか?


vividboooy 「気楽」に関しては、けっこう昔のゆるいテンションで作れましたね。自分が一緒に動いてるビートメーカーのR.I.Kにも、「この曲は昔のvividboooyぽいです」って言われて。これで勝負してみようかというので、フィリピンのラッパーでプロップスもあるKiyoを呼んで。リミックスをやってもらって、それを今度出すんですけど、一緒にタイにも行ったんです。「気楽」はミュージックビデオも出るので。それで面白い展開になればいいし、光が見えたらいいかなと思ってますね。


SiiiCK 「気楽」は悲観的じゃないですよね。


vividboooy 僕自身、基本的には楽観的だけど、音楽に対しては浮き沈みが激しくて。音楽以外は悩まないんですよ。ということは、それだけ音楽が僕の一番のやりがいで、生きがいなんだと思って。だからこそめっちゃ悩むし、でも気楽に行こうよっていう感じでもあるんです。


SiiiCK ラストの曲「Sadness」は他の曲とも違って、答えがないですね。


vividboooy 答えはないですね。「Sadness」は雨の日に書いた曲なんです。雨の日って憂鬱じゃないですか。その時も落ちてる時期で。「ずっとベッドから出たくないな。この窓の外の世の中、イカれてるな」と思って。それで書けた曲になります。 


SiiiCK 「Depends On Me feat. Shortone」で客演参加しているShortoneは、フィリピンのシンガーなんですね。


vividboooy Kiyoが連れてきた友達で、プロデューサーもやって、ラップもシンガーもやってる子で。スゴくいいヤツなんですよ。Shortoneはきれいな英語をしゃべるんですけど、Kiyoはマンブルで。よくわからない英語をしゃべるから、KiyoとはShortoneを介してしゃべるんです(笑)。それも音楽性に出てるなと思って。フロウにも出てるんです。この曲のミュージックビデオもタイで撮って。マネージャーの地元のItaru Sawadaを連れていって、遊びながら撮ったというか、これは遊びですね。


vividboooy - Depends On Me feat. Shortone



2ndアルバム『SYNCHRONICITY 2』と進化する音楽性


SiiiCK 音楽活動を休止していた時期もありましたが、活動を再開したのは、2023年12月リリースの2ndアルバム『SYNCHRONICITY 2』 になるんですか?


vividboooy あれが再開して一発目のアルバムで。一番最初に作った曲が「ROCK STAR LIFE STYLE feat. JP THE WAVY」なんですよ。(JP THE WAVYは)昔からの兄貴的な存在なので。セッションして、秒で一緒に作ってくれましたね。


SiiiCK 「Cho Wavy De Gomenne」のMVにも出ている仲ですからね。


vividboooy 腐れ縁ですね。あの人とはまた曲をやると思います。


SiiiCK 『SYNCHRONICITY 2』 は音楽的にはいろんなことをやったアルバムになりますよね。


vividboooy そうですね。あのアルバムのコンセプトは、全部ギターリフなんですよ。ポップパンクまでは行かないですけど、半分半分という感じで。ギターの音色が好きだし、自分はブラックベアーとマシン・ガン・ケリーに一番インスピレーションを受けたので。マシン・ガン・ケリーって一強なんですよ。いきなりラップからポップパンクをやって、一回批判はされたけどずっと貫き通してたから。ヤングブラッドとかも出てきたけど、 ヒップホップではないし、あの下にもいっぱいいるんですよ。でも、全然市場が狭いんですよね。日本のヒップホップのリスナーにしても、ギターサウンドを求めてるのかって言ったら、808とベースが響いてる、普通に流行してるヒップホップ、トラップの方が絶対に聴かれてるなと思ってて。次にリリースするものは半分半分ぐらいにしようかなと考えてますね。1個のパッケージでも差別化できるぐらい、「もう全然違うじゃん」というものを作ろうと思ってます。


SiiiCK 『SYNCHRONICITY 2』 のリリースパーティは2024年4月にWWW Xで行われましたが、バンドセットでカッコ良かったですね。


vividboooy バンドセットは楽しいんですよね。今まで4回ぐらいやってきて、アコースティック・ライヴもやってるんです。でも最近はちょっと違うなっと思ってて。違うなってなったのは初めてなんですよ。今は自分のスタイルを模索してるところで、やりたい放題やってますよ。とりあえず作るだけ作って、次はミックステープにするのか、EPにするのか、アルバムにするのかわからないですけど、自分の好きなものを出そうかなと思って。でも絶対に次は変革期になると信じてます。


SYNCHRONICITY 2 Release Party@SHIBUYA WWW X (Behind The Scenes)


SiiiCK 自分の音楽はこれまでにどのように進化してきましたか?


vividboooy 音楽性は確実に進化してますね。でも、やっぱりヒップホップが好きだし、言いたいことを言えるのがヒップホップなのかなと思って。最近の曲では、エネミーに対してのことも言うようにはしてます。僕の見え方って、前まではふんわりしたキャラクターだったと思うんですよ。それが苦しくなってきたというか。そんなにふんわりしてないし、昔の自分をちょっと卒業したいなと思ってるので。7月15日にリリースの「Chrome Hearts」はけっこうビックリする人が多いと思いますね。僕は昔からChrome Hearts信者なので、それに対しての怒りがあって。今はスゴく価格高騰してるので、本当に欲しい人が買えないじゃんと思って。富豪や詐欺師みたいなヤツが着けてるブランドに見えてしまうことに対して、警笛を鳴らしてますね。リリック的にも攻めてて。「世田谷 Ghetto City」とか言っちゃってるんですよ。世田谷はゲットーじゃないだろって思われるんですけど、世田谷の中にはいろんな貧困地域もあって。俺も中1ぐらいまで、ボロボロのアパートでおじいちゃん、おばあちゃんと住んでたんですけど、その時は一番貧困だった時で。それはリリックにも少し入れてますね。僕はぬるそうな見た目をしてるけど、そんなにぬるく育ってないし、そんなんじゃないんだけどなという曲です(笑)。成り上がって、自分次第だよという曲ではありますね。サウンドもレイジで、ベースがブンブンで、初めてなんじゃないかぐらいの発声の仕方とかやってるし。ミュージックビデオの感じもそうだし。ライヴで絶対に盛り上がる曲になってますね。


SiiiCK それがまた次のリリースにもつながっていきそうですね。


vividboooy 今はそういうマインドです。でも昔書いてた曲もあるから、次のリリースにはちょっとエモーショナルなものも入れます。アルバムって半年とか1年ぐらいのスパンで作るじゃないですか。起伏もあるから感情も変わるし、それは直接音楽にも影響するんです。だから、僕の1年間ぐらいの記録というか、僕の情緒が溢れ出した、情緒不安定な作品にはなりますね。みんなだいぶビックリすると思いますよ。でも今の世の中も情緒不安定だから、その代弁者にはなりたいですね。10曲あったら絶対に1曲は共感できるようなものになると思います。今までもそうですけど、今回の振り幅は自分的にも面白いので。一貫性はないけど、それがいい化学反応をもたらすんじゃないかな。


vividboooy - Chrome Hearts



最近の音楽制作と今後の活動


SiiiCK 最近の制作はどのようにやっているんですか? 今のメインプロデューサーはR.I.Kですよね。


vividboooy WAYZというラップ・グループに、ES-PLANTくんという先輩がいて。R.I.Kはその弟なんですよ。元々僕はWAYZにお世話になってて。それとは全く別で、2018年ぐらいにR.I.Kから直接インスタグラムのメッセージで、「vividboooyっぽいビートを作ってみました」って言われて。聴いてみたらいいじゃんってなって、セッションして。R.I.Kはその流れで一緒に音楽を作り始めて、今は7年目ですよ。バックDJもやってくれてます。R.I.K自身の仕事も最近増えてきて、ちゃんと自立してますね。あいつがS極で、僕がN極で、真逆なんですけど、僕に道も示してくれるんです。音楽はずっとR.I.Kと二人三脚で、たまにdubby bunnyくんとも作ってます。


SiiiCK 『HIKARI』の収録曲はギターを軸に曲が作られているように聴こえますが、どのように曲作りを進めたのですか?


vividboooy 最近作り方を変えたんですよ。タイプビートで家でデモを録って、R.I.Kに弾いてもらって、一緒にビートを作るんです。6割ぐらい一緒に作って、たまにR.I.Kが投げてきたものがそのままOKになることもあります。ビートに関しては、自分からああだこうだ言んですけど、R.I.Kには自分の意思もあって。上手い具合にいつも自分の好きなものをわかってくれてるんです。もはや右腕ですね。曲は基本深夜に作るんですよ。前に住んでた家は爆音でレコーディングしても大丈夫で、みんなの溜まり場になってて。初めましてのラッパーもめちゃ来てたし、みんなでデモを録るような場所だったんです。でも今のところに引っ越してきてからは、深夜にはできなくなって。録るのが暗い時と明るい時だと、感情って変わるじゃないですか。『HIKARI』は環境が変わる前に作ったんですけど、「海岸線」という曲は3階で録ってて。屋根についてる窓から空とか月が見えるんですよ。そういう時にバッと録りました。あと、昔タイに行った時に思ったことを書きましたね。タイにいた時、超眠れなくて。嫁が寝てる間に一人で浜辺に行って。その時の記憶をフックにしました。


SiiiCK 「海岸線」のリリックには、「どこまでも広い海と空たまに星に殺されそうになった」というのがありますね。


vividboooy あれはけっこうヤバくて。星に殺されそうになったんですよ。沖縄で友達とコテージに泊まったんですけど、沖縄って星がバーンと出ててヤバいんですよ。星が剣のようで、刺されたみたいな感じになったんです。それが僕の星の記憶で。星に殺されそうになったんだけど、楽しくて。星と戦ってましたね。


vividboooy - 海岸線


SiiiCK EPの後に「気楽 feat. Kiyo (Remix)」がリリースされるんですよね。


vividboooy 日本はもちろんだけど、フィリピンで流行ってほしいですね。日本ってフィリピンの人が多いじゃないですか。自分が初めてできた親友もフィリピン人で。家庭環境がボロボロの子だったんです。みんなで野球のクラブにいたんですけど、お金がないし、親はお弁当も作らないという家庭の子で。自分らの母親が、その子のお弁当を試合とか練習の時に作るんです。高校の時の2個上の親友もフィリピン人で。フィリピンとの親和性がめっちゃあるし、何か面白いんですよね。フィリピンのシーンも今はスゴいデカいし。一緒にやれてうれしいです。


SiiiCK Kiyoのラップはマンブルなんですよね。


vividboooy マンブルなんですけど、聴き心地が良くて。俺も口ずさめるぐらい、メロディも日本語に近いじゃないけど、母音がしっかりしてて。日本人も聴きやすい曲だとは思います。 この曲は7月22日にミュージックビデオも出ます。いろいろ出すので、みんなに困惑してもらって(笑)。「Depends On Me feat. Shortone」、「Chrome Hearts」と出して、次は「気楽 feat. Kiyo (Remix)」ですよ。今後もそうなっていくなんだろうなと思います。 


SiiiCK さらにそこから先のプランは?


vividboooy 今ストックしてる曲たちをまとめて、アルバムかミックステープにして、ツアーをクラブで回ろうかなと思ってます。クラブバンガーを作りたい気分なので、今回はクラブで完結させようかなと思ってて。9月以降にガンガン行きたいですね。フェスにも出ていきたいです。


vividboooy - 気楽 feat. Kiyo (Remix)



『HIKARI』

2025年7月1日リリース

Image

Tracklist

1. Dark Matter

2. 海岸線

3. 気楽

4. Depends On Me feat. Shortone

5. Sadness


Linkfire: https://vividboooy.lnk.to/HIKARIPR



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TikTok: @vividboooy_official

YouTube: @vividboooy


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