前作『DMC』から1年足らずでリリースとなる、2ndアルバム『AKB SIGILS』には、境界線だとかスタイルとかいった言葉を無力化させてしまうほどの、圧倒的な破壊力とオリジナリティが溢れている。
このニューアルバムでDCは、デスメタルとフォンクを軸に、ありとあらゆる音楽とカルチャーを飲み込んだ、最先端、最極悪のサウンドを打ち出しているわけだが、アンダーグラウンド・シーンからの豪華な客演と、先鋭的なビートとサンプリングが集まることも相まって、収録曲全10曲が最高の出来となっている。
メンバーのCoke(Ba)、Skev Pimp(Gt)、BS(Vo)、C41DiN4(Gt)、DALEK(Gt/Ba)にインタビューを行った。
バンドが生まれた背景
SiiiCK DCは全部で何人いるんですか?
BS 180人?(笑)
Coke ウータン・クランを超えてる。
DALEK あと、他に4人いますね。リアルで全部で20人ぐらいです。
Skev Pimp 急に増えることもあるし。
SiiiCK 元々スケートボード仲間が集まって、DCを結成したんですよね。
DALEK そうです。地元はみんなバラバラですね。
Coke 俺が池袋で。
Skev Pimp 俺が長野県の松本です。
BS 俺は新宿です。
C41DiN4 自分は神奈川の横浜です。
DALEK 自分は埼玉です。
SiiiCK どのようにバンドは始まったのですか? 誰かが言い出したとか?
DALEK 自分ですかね。Cokeとヴォーカルがたまに滑ってて。元々、曲を作ってたバンドがあったんです。それをちょっとやるかってなったのが、初めで。モッシュできる、縦ノリのデスメタルをやろうっていうので、始まりました。
SiiiCK FCMクルーというのは?
DALEK 自分とヴォーカルとCokeがやってるモッシュクルーですね。
SiiiCK 初ライヴは?
DALEK BECKアキバでやりました。クルーの企画で、一発目をやった感じです。この辺のバンドがやらない箱なので、面白かったですね。見たことのない感じにはなりました。
SiiiCK 「We're not Hardcore type shit」と謳っているし、ハッシュタグが「#JPDM」なので、ハードコアではなく、デスメタルということですか。
DALEK 別に、自分らが最近出てるライヴはハードコアじゃないし、自分らのマインドがハードコアではないので。俺らがDCをやる上で聴いてきたのは、ハードコアとかビートダウンとかもあるんですけど、よりデスメタルの方に根があるので。それで「#JPDM」にしています。
SiiiCK 以前は「ヒップホップへのアンチテーゼ」と謳っていましたが、今は「REAL JAPANESE HIP-HOP」と謳っていますよね。
DALEK REAL HIP-HOPというのは、Disconformityというバンドがいて。JPDMのバンドなんですけど、それのコメント欄に、「REAL HIP-HOP」っていうコメントがあって、それがめちゃくちゃ伸びてたんです。縦のノリを意識した時に、確かにヒップホップだなという解釈ができて。それで、「REAL JAPANESE HIP-HOP」って、BIOには載せてます。
SiiiCK ライヴを観た時に、トラップ・ビートが流れて、全員が覆面で登場して、いきなりその場の空気が変わったんですよね。ライヴの見せ方は考えたのですか?
DALEK 覆面になった理由って、確かに考えた時がないよね。
Coke スリップノットが好きだし。
BS 顔を出したくないし。
Coke ちょうどみんなドリルとかにハマり始めて。でも、俺はファッション感覚で覆面をつけてる。あと、悪いことをしてるわけじゃないけど、顔バレしてない方がいろいろといいので。
DALEK ビートを流したのは、半年ぐらいですかね。ちょいちょい使い始めて、2024年にアルバムが出るぐらいから、ちゃんとビートと棲み分けしてライヴをするようになったって感じです。
SiiiCK ライヴでけっこう女の子のファンがいたのも驚いたのですが。
Coke 最前列にめっちゃいますね。
Skev Pimp 確かに、この前、横浜のライヴで、蹴られて熱狂している女の子とかいました。
BS あれはevil spa系じゃない? クラブ・シーンのライヴにいっぱい出ると、女の人がついてくることが多いんじゃないかな。
DALEK evil spaと、去年やってた軍荼利(GUNDARI)っていうフォンクのイベントに出てから、そっちの方で観てくれたお客さんが、DC、いいじゃんってなって。今来てる感じかもしれないです。
軍荼利(GUNDARI)
メンバーの音楽のバックグラウンド
SiiiCK メンバー一人ひとりのいろいろな音楽のバックグラウンドが、DCの音楽性を形作っていると思うのですが、それぞれどのようなバックグラウンドがあるのかを教えてください。
Coke ガチの原点だと、レッチリ(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)になりますね。親父がレッチリを聴いてたので。次にSum 41とかのパンクを聴き始めて、ニューメタルに行って。そこからはもう完全にメタルです。メタルコアを挟んで、デスメタルを聴くようになって。衝撃を受けたのは、日本のRuthless Inhumanity。まだよくわかっていない時にライヴを観て、ブチ上がって。もはや最初に聴いたデスメタルかもしれない。
Skev Pimp 僕は中学の時にボカロにハマったのが、音楽の始まりで。kemuっていうプロデューサーが、ギターがヘヴィめのドロップチューニングの曲を出してたんです。高校生の頃は軽音で、Falling Asleep、C-GATEというバンドがいて。それを地元の先輩として、間近でずっと見てきました。YouTubeでディグるうちに、Suicide SilenceとChildren of Bodomにめちゃハマって。そこからどんどんカッコいい方へ、ハードコアからヒップホップまで、いろんな音楽を聴きました。18歳で上京してきたんですけど、バイト先のラーメン屋の店長が、めちゃめちゃヒップホップ好きで。LAMP EYEとか妄走族とか、ブーンバップを叩き込まれて。最初はトラップとかめっちゃ嫌いだったんですよ。でも、店長からkZmというYENTOWNのラッパーを教えてもらって。こういうのも聴くんかい?と思って(笑)。それこそ今回のアルバムでfeatしてもらってるJNKMNの曲も教えてもらいました。
BS 俺は4~5歳からライブハウスには行ってて。父親がバンドをやってて、父親の棚にあるCDをずっと聴いてました。一番好きなバンドはSAIGAN TERRORで、そこから派生して、SxOxB、Terrorizerとかが好きで。今も速いハードコア、パワーバイオレンス、グラインドとかを一番聴きますね。あと、ラップは流行りもののチャラい方が好きで。トラップ、ドリル、フォンクとか、足取りが軽くなるようなものが多いですね。
C41DiN4 自分はバンドのルーツだと、グリーン・デイを中学生の時に友達に教えてもらって。そこから日本のHi-STANMDARDとかメロコアを聴いた後に、エモを聴き始めて。だんだん激しい方にシフトしていって。5年前にハードコアを聴き始めて。DCのみんなと出会ってから、メタルをメタルだと認識して聴き始めるようになって。今になりますね。
DALEK 自分は、バンドは間違いなくマキシマム ザ ホルモンで。YouTubeでおすすめに出てくるバンドをひたすら聴いていったら、当時流行ってたのがCrystal LakeとかCrossfaithで。メタルコアというのを知って、ライブハウスに行くようになって。モッシュしてて、モッシュが楽しいってなって、そこからハードコアにハマって、今に至るという感じですね。モッシュピットで一番ヤバいなと思ったのは、Scarfaceを初めて観た時で。もっと危ないライヴに行きたいと思ったのが始まりですね。

DCの音楽性
SiiiCK 本当にいろいろな音楽が、ディテールにも凝りつつ混ざっているのですが、アイデアをどう形にして曲を作っているのですか?
C41DiN4 ビートメイカーさんにいただいたビートを最初に混ぜたのは、BLKX9FX99Yさんのビートで。軍荼利(GUNDARI)のコンビネーション・テープ(『GUNDARI SIGNATURE TAPE』)に入ってる「SOUTHDARK」という曲を作る時に、一緒に曲を作ろうってなりました。
『GUNDARI SIGNATURE TAPE』

SiiiCK ビートがありきだったんですか?
C41DiN4 フル尺の1分半か2分ぐらいのビートをいただいたんですよ。
Coke それに合わせてリフを考えたんだよね。
C41DiN4 一番最初のリフだけをBLKX9FX99Yさんに送って。それを元に、BLKX9FX99Yさんがビートを自分の好きなように作って。それをとにかく混ぜたかったんですよね。あとは、PeelingFleshをその時に聴いてたのかな。
Coke けっこう早い段階でみんな聴いてたよね。
C41DiN4 PeelingFleshを聴いてた時期だから、もっと面白いことをやりたくなって。誰もやったことのないものをやりたかったんです。
SiiiCK PeelingFleshとは、今度共演するんですよね。
DALEK 3月末にツアーがあります。ライヴは間違いなく彼らの方が上手いと思うんですけど、音楽的にはこっちの方が面白いことをやってると思うので。PeelingFleshしか聴いてないお客さんは、ちょっと食らってほしいなとは思いますね。
SiiiCK ニューアルバム『AKB SIGILS』で特にこだわった部分は?
C41DiN4 曲を作って1年半ぐらい経った時に、デスメタルとフォンクが混ざることで、めっちゃニューメタルなんじゃないかって気づき始めたんです。たぶんそこら辺から、もっとビートとバンドのいろいろな組み合わせができるようになって。自分は元々ニューメタルを聴いてなかったんですけど、メンバーから教えてもらって。そこで自分のやりたい音楽とマッチしたのかなって思います。
DALEK ラッパーを入れるタイミングも考えましたね。デスメタルって、1曲聴き通すのしんどいんですよ。展開が同じで面白くないから、今の子たちはついていけないので。それを聴き通せるように、ラッパーをどこに入れるかとかはけっこう考えて、それでラッパーの人とかに送ったりはしましたね。
Skev Pimp 飽きないようにっていうのは、DCを始めた時から話し合ってることで。飽きる前に次の展開にっていうのは、最初から考えてますね。
DALEK 良くも悪くも今っぽいですよね。若い子たちは短くて、速く展開していく音楽が好きだから。
SiiiCK アルバム『AKB SIGILS』にはいろんなアーティストが参加していますよね。
DALEK 今回、ビートメイカーは自分がセッティングしたんですけど、一人だけじゃなくて、いろいろいますね。『DMC 』が出た後に、けっこういろんなところから反応があったので。それを見て、この人はどう曲を作ってるんだろう?みたいなのを見て。連絡をして作って。あと、ビートメイカーは意外と日本全国にいるんです。曲が全部出来たタイミングで、アメリカとか海外からも聴かれるだろうなと思ったので、日本というのを意識して、エリアごとに集めました。
SiiiCK 日本の各地に面白いヤツらがいるから、それを見せたかったんですね。
DALEK それを集めたくて、お願いしたという感じですね。ラッパーに関しては、割と向こうからやりたいっすみたいな人とか、DCを結成した時から目をつけてくれてた人がいたので、そういう人たちにお願いしたという感じです。
SiiiCK JNKMNが参加した経緯は?
DALEK JNKMNさんは、先輩から紹介してもらって。ちょこちょこ自分が連絡を取ってて。入ってもらった曲「DIE JOB DEATH CAR」は「大丈夫ですか」っていう曲名なんですけど(笑)。JNKMNさんとDOGMAさんとで、昔「Daijoubu」という曲を出してたので。これを拾ってくれたら面白いなと思って送ったら、意外と、「やるよ」みたいな感じだったので。それで入れてもらったという感じです。
SiiiCK 2曲で参加している、Dj itakoはどういうアーティストですか?
Coke めっちゃ友達ですね。
DALEK 友達なんですけど、そいつが一番俺らと遊んでくれてるヒップホップ側のビートメイカーなので。軍荼利(GUNDARI)というのも、そいつのイベントで、『GUNDARI SIGNATURE TAPE』もそいつがやってるんです。とにかく一緒にいる時間が長かったので、いっぱい曲を作ろうみたいな感じになって。今回は2曲入れてる感じですね。
DC - Dr.MITSUYA feat DJ itako
SiiiCK リリックはどういうことを歌っているんですか? 1曲目の「Yanagimori-jinja Shrine」というのは、柳森神社ですか?
BS あれはFULLMATIC XXさんが歌ってますね。
Coke FULLMATIC XXさんのお気持ち表明というか。
SiiiCK バンドで歌っているリリックはどうですか?
DALEK おそらく、ないです(笑)。
Coke ヴォーカルはリリックなしだと言ってて。自分の好きな音、ガテラルとかを合わせてるだけみたいな。ノリの良さだけで歌ってるらしいです。
DALEK ヴォーカルも楽器ととらえてる感じですね。
SiiiCK 「RADIO KAIKAN」という曲も気になりますね。
DALEK これはEGXRIMが作ったビートで。一応、曲名はこっちで決めました。『AKB SIGILS』なので、アキバの名所というか、アキバっぽい場所を入れてるんです。それで、秋葉原ラジオ会館をタイトルにしてます。他のスキットの曲名も、アキバ絡みにしてますね。
EGXRIM 最初、ラジオをコンセプトにして作ってたので、けっこう切り替えがありますね。それっぽい名前がいいよねって話をしてたら、「RADIO KAIKAN」ってつけてくれたので、めちゃくちゃいいじゃないと思って。
DALEK 曲名に関しては、フィットした感じがするよね。
EGXRIM こっちがやりたかったことと曲名が、完全に一致した感じですね。

秋葉原
SiiiCK 曲名がアキバ関連ということは、「N.A.G. the maid」はメイドのことですか?
DALEK 関係ないけど、後付けにしたらメイドですね(笑)。
Coke メイドコアっていうロシア発祥のジャンルがあって。ヴォーカルなしのインストで、ポストロックとか、電子音が入ったメタルコアです。もう飽きたんですけど(笑)。
一同 爆笑
Coke メイドコアは、バンド名が全部、「〇〇 Maid」という法則性があって。
BS YouTubeで見た時に、「職業 The Maid」という名前がめっちゃ続いてたんです。「Kaitai The Maid」とか。
Coke 俺とヴォーカルが現場の仕事をしてて。資材を運ぶ荷揚げなので、じゃあ「Niage the maid」って曲にしようって。メイドってアキバと縁があるじゃんって。
BS で、「Niage」をギュッと縮めて、「N.A.G. the maid」。
Coke 全然メイドも好きじゃないし、メイドコアも飽きました(笑)。
SiiiCK 音楽的にはいろいろ混ざりながらも、一つの大きな流れがあるのを感じますね。
DALEK フォンクとデスメタルを今回はやってるだけなので。だから、軸がブレてる感じがしないのかなとは思います。
SiiiCK 「LAWLESS AREA」というのは、アキバの無法地帯ですか?
DALEK 最近、秋葉原の昭和口に、いろいろとピンクのお店が増えてるので。客層も変わってきましたね。錦糸町から流れてきてるのかな。
BS 秋葉原は最近、エロの広告がエロすぎない?
DALEK アニメ、二次元も過激になってますね。
SiiiCK DCは「REAL JAPANESE HIP-HOP」とともに「AKB ASSAULT」と謳っているから、秋葉原に対する思いがあるわけですよね。
Coke 音楽館ですね。アキバ音楽館でRuthless Inhumanityとかを昔見たので。俺はそれだけでAKBってつけましたね。
DALEK 自分らFCMがモッシュクルーなのは、アキバ音楽館でめちゃくちゃモッシュしてたのもあるので。
Coke あれは怖かった。全員がケンカしてたから。揉めないモッシャーがいない(笑)。殴るくせに殴られたら、胸ぐらでつかんでバンって来るから。俺もさすがに後ろで見てた。
SiiiCK バンドの原点に秋葉原があるわけですね。
Coke スケボーもアキバでやってたから。駅前にあったところはもうできないんですけど。今もまだちょこちょこスポットは多くて。
DALEK 何をするにしても、みんなが集まってたのは大きいですね。みんなオタクだし。
C41DiN4 俺はオタクじゃないけど。みんながオタクすぎるから。
DALEK いや、君もオタクですよ(笑)。

ライヴ
SiiiCK 2023年11月26日に江ノ島OPPA-LAで行われた、evil spa 6で行われたライヴは最高だったんですよね。でも、SNSとかに書けないエピソードが何個かある回だったということですが。
一同 爆笑
DALEK 一番カオスでしたね。けっこうピリついた雰囲気回になりました。
SiiiCK でも、みんなをそれだけの気持ちにさせるスゴいライヴになったわけですよね。
DALEK 今のevil spaはめちゃ面白いイベントですけど、その時のevil spaはどんなイベントやねん?みたいな。俺らもまだ出来上がってなくて。何なん、こいつら?みたいな感じで、けっこうヒリヒリしてて。
Coke 違うジャンルからいろいろ集まってるから、全員が「何だおまえら」みたいな。
DALEK 全員、ずっと張ってて。
BS 最近はみんなカマす気でやってるけど、前はケンカ腰だったもんね。
Coke 変な名前のユニットが多かったから、「誰だよ、こいつ」、「わけわかんねえな」って。
DALEK あのOPPA-LAがあり得ないくらいヒリついてて。
BS あっちもオタクというより、手のつけられないっていうイメージが強かったから。じゃあもうこっちもやるっきゃないみたいな。仲良くもないし、呼ばれたんだったらもうカマすしかないみたいな。
DALEK こっちのお客さんも、他のお客さんに対して、「キモ!」ってなって。敵対してるわけじゃないけど、認めてなくて。
Coke こっちはこっちのやり方で、合わせる気は一個もないみたいな。
DALEK でも、そういうのを超えて、今があるので。
SiiiCK それを超えるライヴはあります?
DALEK daphniaですね。
Coke 変なものを食べすぎて、記憶がないんだよな(笑)。
DALEK 2025年7月19日ですね。SLUGという大阪のバンドがいて、daphniaでイベントがあったんです。
Coke 俺がスゴかった(笑)。
BS 俺もスゴかったぞ(笑)。
DALEK 出演者もいい人たちが多くて。
Coke 工場地帯で、街の雰囲気もヤバかった。そこにポツンとライブハウスがあって。オールナイトのイベントだから、外は誰もいなくて。治外法権で。まさに、LAWLESS AREAでした。
BS マジでdaphniaは面白いです。
Coke 普段はクラブで、観葉植物がいっぱいあって、Yogiboがいっぱい置いてあって、暗めのハウスとかが流れてる感じのところなんです。そこでデスメタルをやるから、観葉植物とかYogiboとか、全部裏にどかされて。俺は前に行った時との差がスゴすぎて。
2025.07.19 Osaka club DAPHNIA【D.O.F.D.】
SiiiCK 普通のライブハウスじゃない会場でやると、さらに威力を発揮するんですかね。
C41DiN4 フロアでやると、目線が同じで、楽しんですよね。
Coke フロアでやると、プレイヤーも竿を振り回すし、モッシャーもいるから、逃げ場がないんです。
DALEK フロアライヴなのに、音がめちゃくちゃ良くて。自分たちのビートも、めちゃくちゃ音がいいのが流れてて。そういうのも含めて、けっこう良かったですね。
BS 俺はフィーチャリングなので、いつも下から見てる側からすると、スキットとか間に流れる音楽が入ると、ライブハウスよりもクラブでやってる時の方が、音が良くて気持ちいいんですよ。DCはクラブでやってる時の方が、映えてるなと思って。照明もクラブでやってる時の方がカッコ良くて。雰囲気作りはめっちゃ大事だから。
DALEK 間違いないね。
Coke すべてのクラブでやってみたい。
SiiiCK FCMはWESTSIDEUNITYとの共同主催で、clubasiaで「NO COLD WALL」というイベントをやっていますよね。WESTSIDEUNITYとのつながりは?
DALEK あいつらが出てきた時から、こいつらは何なんだろう?と思いつつ、お互いに、何なんだ? 何なんだ?って、探りを入れつつ、一つタイミングがあって。やろうぜってなったのが、NO COLD WALLですね。これは続けていくし、今年もやります。


ニューアルバム『AKB SIGILS』
SiiiCK 今回のアルバム『AKB SIGILS』はどこからのリリースになりますか?
DALEK US盤のCDは、Barbaric Brutalityから出ます。日本では自分たちで配信をして、プレスもしようかなと思っています。
SiiiCK 前作の『DMC』は、DEAD SKY RECORDINGSからのリリースですよね。
DALEK 結成当初からお世話になってたので。アルバムを出しますって言ったら、じゃあ出そうぜってなりました。
SiiiCK あと気になるのが、マーチャンダイズが充実しているんですよね。
DALEK みんなでアイデアを出してる感じですね。
SiiiCK 「泥酔死金スウェット」とか、名前もいいですね。
Cqldinq 地元の友達に、今回依頼して作ってもらいました。
SiiiCK 名前がいいんですよね。「TerriblegoreHoodie」とか。
Coke 適当すぎじゃね?(笑)
BS 基本的に、「これでいいんじゃね?」系だよね(笑)。
Coke それがそのまま採用される。
BS 一旦、自分たちで大爆笑すると、それになっちゃう。曲名の「Niage the maid」もそうだけど。
SiiiCK リリース後のリリースパーティとかツアーは考えています?
DALEK リリパは6月5日にclubasiaでやります。オールナイトで、6バンド出ます。先輩3バンドと同世代2バンドに出てもらいます。
SiiiCK ツアーの方は考えています?
DALEK PeelingFleshとのツアーを、実質リリースショーにしようかなと思ってて。自分らは正味、そんなにライヴはしたくないので。面白いと思ったライヴに出るのはいいんですけど、バンドだけしか出ないようなツアーには意味がないと思うので。ちょこちょこ地方のヤツらからも、クラブのイベントをやるから出てくんない?みたいな話は出てるので。そういうのを後付けでリリースショーにすればいいかなと思ってます。
SiiiCK あと、アルバムのアートワークは、まさに今回の音を上手く表現してたものになっていますね。
DALEK これはアメリカのMoribund Artのタネン・フェアという人が描いてくれて。俺は前からファンとして見てたんです。現行USデスメタルのアートワークをめちゃくちゃ描いてて。なおかつ、フォンクのDoomshop周りのFreddie DreadとかCursedのジャケットとかも描いてたので。

展望と欠席メンバーの紹介
SiiiCK 長い目で見て考えていることは?
DALEK 自分的には6月5日のイベントですかね。最近ハードコアのオールナイトのイベントがなかったので、一つ提示できたらいいなと思ってて。それを今回だけじゃなく、続けられるようにしたいなと思ってます。今回のアルバムはフォンクにフォーカスを置いてるんですけど、それ以外のクラブの人たちとも曲作りができたら、もっと面白いことになるのかなとは思いますね。今、ヴォーカルと話してるのは、jesusclubにメタルのリフとか乗ったら面白そうだなってことで。そことやれたらいいかなと思ってます。
BS 今回のリリパもですけど、ハードコアでもオールナイトをやる時はあって。そういうところに出てくるMCとかDJって、みんなが知らないけどカッコいいよっていうのがめっちゃ多かったんですよ。今回のclubasiaは、みんなが知ってるカッコいいのが出るから、そういうのってマジでなかったし、確信的だなって思いますね。やっぱりみんなが知ってて絶対盛り上がるのが呼ばれてて、それでライヴも混ざってるってなると、絶対に楽しいし、これまでハードコアでがやってきたオールナイト・イベントとも違うものになるはずです。この次の6月のライヴは、俺は最先端じゃないのかなって思いますね。
SiiiCK 最後に、今日来ていないメンバーについても教えてください。
BS ヴォーカルがスゴい変な人です。
DALEK BAKU_Nuですね。
BS 爆乳が怖いらしくて(笑)。前は「✧*˚・゚爆乳こわい*・゚*✧」って名前だったんですけど。
Skev Pimp 今は「マイケミ」で。MC Chemicalです。
BS 定期的に名前が変わるんですよ。
SiiiCK BAKU_Nuの「Nu」もニューメタルのNuですね。
BS そこはこだわりで。ヴォーカルは携帯の契約をしてなくて、ポケットにWi-Fiを持ち歩いてるんですよ。それが「デカ乳Wi-Fi」という名前で。そいつに近づくと、「デカ乳Wi-Fiとつながりますか」っていうのが出てくるんです(笑)。あと、「Ruthless Inhumanityを歌ってみた動画」いうのを、YouTubeに上げてますね。
DALEK あと、今日いないのは、サンプラーのHirosexさんですね。
BS 何をやっても耐性がなくて、何をやっても同じ顔をしてますね。ビートを作ってるし、ギターが上手いです。
Coke 元々、別のバンドでギターを弾いてて、DCではサンプラーもやってます。
DALEK 最近はライヴで音の乗せ方が上手いですね。欲しい音をいいタイミングで入れてくれるようになりました。めちゃくちゃ音楽オタクですね。
BS ヒップホップの上ネタも一番最初に気づきますね。
Coke ジャンル問わず詳しくて、4つ打ちも詳しい。
BS 「これ〇〇だ」って、DJに近づいていくんです(笑)。
Coke 一番前で、顔を突き出して、DJの手元を見てますね(笑)。見て、サンプラーの使い方を学んでるらしい。
SiiiCK 他にいないメンバーは?
Coke ドラムはケリー・キングです。見た目がスキンヘッドで、髭が長くて、いかついサングラスなんです。
BS 見た目は悪魔です。
Coke デスメタルしか聴かないみたいな。
DALEK おしゃれで、薄着ですね。あと、もう一人のギター、Scorpionはカメラをやってて、バンドの写真も撮ってます。
C41DiN4 めちゃ爬虫類好きで、タランチュラやサソリ、ヘビ含め、40匹くらい飼ってます。
『AKB SIGILS』
2026年2月25日リリース
1. Yanagimori-jinja Shrine skit by FULLMATIC XX
2. LAWLESS AREA feat SLUMZA (DMC Intro 2026 Flip)
3. DIE JOB DEATH CA feat JNKMN
4. SOUTHDARK feat Nasty Carcass & BLKX9FX99Y
5. RADIO KAIKAN skit by EGXRIM
6. N.A.G. the maid feat SiX FXXT UNDXR, Dj itako
7. dés accel OG feat SHXVMXNE
8. Dr.MITSUYA feat Dj itako
9. RAW H.A.R.M. feat YAHMAN木村, ATSUKI
10. UDXSIDE skit by Yvngshakushi
DES ACCEL
DC 2nd album AKB SIGILS release party

2026年6月5日(金)23:00
clubasia
Ticket: Adv ¥4,000 Door ¥5,000
DC
SAIGAN TERROR
and more…
PeelingFlesh Japan tour 2026
with support from DC and Mirrors
2026年3月27日(金) 大阪 心斎橋 CONPASS
2026年3月28日(土) 名古屋 RAD SEVEN
2026年3月29日(日) 東京 渋谷 CYCLONE
https://www.cks-productions.com
WestSideUnity & FCM presents
NO COLD WALL
2026年10月10日(土)23:00
clubasia
Instagram: @dc110style
X: @DC110STYLE
SiiiCK Official
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